先日の週末、夫が仕事で、私は続くワンオペにだいぶ疲れていました。
もう、親のHPが赤点滅。
家の中で立っているだけで、脳内に
「そろそろ休憩してください」
というアナウンスが流れるくらいでした。
そんな時、夫の母に子どもたちをお願いしました。
広い公園に連れて行ってくれたり、
お昼ごはんを買ってくれたり、
子どもたちの相手をしてくれたり。
本当にありがたかったです。
ひとり時間をもらえて、心から助かりました。
ただ、ひとつだけ、どうしても気になることがありました。
それは、親戚LINEグループに共有された子どもたちの写真の中に、
「これは家族内でも共有しない方がいいんじゃないかな」
と思うものがあったことです。
夫側の親戚は、子どもたちを本当にかわいがってくれる

まず書いておきたいのですが、夫側の親戚が嫌いなわけではありません。
むしろ、気のいい人たちです。
夫の家は、親戚同士の距離が近いです。
子どもたちが夫の実家にいると聞くと、
お菓子を買って遊びに来てくれる親戚もいます。
夫側の親戚LINEグループもあって、そこで写真を共有したり、近況報告をしたりしています。
そこまでは、全然いいんです。
子どもたちをかわいがってくれているのも分かるし、
楽しそうに過ごしている写真を見られるのは、私もうれしいです。
夫の母にも、本当に感謝しています。
快く子どもたちを見てくれて、
公園に連れて行ってくれて、
ごはんまで用意してくれて。
助かりすぎて、心の中で深めにお辞儀しました。
でも。
感謝していることと、
「これはちょっと嫌だな」と思うことは、同時に存在するんですよね。
そこが、すごく難しい。
嫌いだから気になるわけじゃない。
むしろ、ありがたいことが多いからこそ言いにくい。
この手のモヤモヤって、たぶんそこが一番しんどいです。
はねママ感謝は本物。でもモヤモヤも本物。心の中で同居審査が始まる。
写真を共有してくれること自体はうれしい。でも全部OKではなかった


夫側の親戚LINEには、その日1日を通して、子どもたちの写真が共有されていました。
公園で遊んでいる写真。
楽しそうにしている写真。
おいしそうに食べている写真。
そういう写真は、私もうれしいです。
「あ、楽しんでるな」
「よかったな」
と思えます。
離れている時間に、子どもたちの様子が分かるのはありがたいです。
ただ、その中に
「これは共有しない方がよかったかも」
と思う写真がありました。
親戚側からすれば、悪気はなかったと思います。
「かわいいね」
「今日こんな感じだったよ」
「楽しく過ごしていたよ」
そのくらいの感覚だったのだと思います。
それは分かります。
でも私は、着替え前後や、肌の露出が多い写真を親戚LINEで共有されることに抵抗がありました。
息子はもうすぐ5歳。
娘は3歳。
まだ小さいと言えば、小さいです。
でも、もう
「本人の写真をどう扱うか」
を、大人がきちんと考えたい年齢でもあると思っています。
家族だから。
親戚だから。
悪い人じゃないから。
それでも、子どもの体が写る写真は、扱いを分けたい。
私はそう感じました。
「かわいい」だけで流していい写真と、
ちょっと立ち止まりたい写真がある。
今回の写真は、私の中では後者でした。



悪気がないのは分かる。でも悪気の有無と、嫌かどうかは別フォルダ。
子どもに教えていることと、大人の行動がズレるのが気になった


わが家では、子どもたちに
「自分の体は大事」
ということを少しずつ伝えています。
いきなり難しい話をするのではなく、
子どもが興味を持ちやすい絵本を使いながら、少しずつ。
自分の体は、自分のもの。
見せたくないところは、見せなくていい。
嫌な時は、嫌と言っていい。
大人も、子どもの気持ちを大事にする。
そんなことを、子どもたちに分かる言葉で伝えています。
だからこそ、大人が
「本人が大きくなった時に困るかもしれない写真」
を、軽い気持ちで共有してしまうことに違和感がありました。
子どもから見たら、
「自分の体は大事って言ってたのに、大人は写真を送っていいの?」
となってしまう気がしたんです。
もちろん、子どもたちはそこまで言葉にして考えていないかもしれません。
でも、大人側の行動が矛盾していたら、伝えたいことがぼやける気がしました。
子どもに
「自分の体は大事だよ」
と伝えるなら、大人もその体を大事に扱いたい。
写真も、そのひとつだと思っています。
子どもの写真や動画は、一度誰かに送ると、あとから完全に管理するのが難しくなります。
親戚LINEは、知らない人に公開する場所ではありません。
でも、スマホで送った写真は、送ったあとにこちらが完全に管理できるものではありません。
だからこそ、わが家では線を引きたいと思いました。



絵本で「自分の体は大事」と教えてる横で、大人側のスマホ運用がゆるいと、ルールブックが揺れる~~~。
「お願いしてる立場なのに言いにくい」が一番しんどかった


ここで難しいのが、私は子どもたちをお願いしていた立場だということです。
見てもらっている。
助けてもらっている。
ごはんも用意してもらっている。
公園にも連れて行ってもらっている。
しかも、夫の母と仲が悪いわけではありません。
本当にありがたいと思っています。
だからこそ、
「その写真はやめてください」
って、ものすごく言いにくい。
こっちは助けてもらっている。
感謝している。
なのに注文をつけるみたいになる。
私の中の小さな裁判所が、ずっと審議していました。
言う?
言わない?
でも、言わなかったらまた続くかもしれない。
夫側の家では、親戚同士の距離が近くて、それが普通なのだと思います。
写真共有も、近況報告も、悪気があるわけではない。
むしろ、子どもたちをかわいがってくれているからこそです。
だから余計に、
「私だけ気にしすぎなのかな」
と思いました。
でも、どうしても気になる。
流した方がいいのかな。
でも、これからも続いたら嫌だな。
子どもたちに教えていることともズレる気がするな。
そうやって、ずっとぐるぐるしていました。
お願いしている立場でも、嫌なものは嫌。
でも、それを伝えるのは本当に難しい。
この「ありがたい」と「嫌だ」の板挟みが、かなりしんどかったです。
夫から「わが家の方針」として伝えてもらった


結局、私は夫に話しました。
写真を送ってくれるのはうれしい。
子どもたちを見てくれたことにも感謝している。
でも、着替え前後や肌の露出が多い写真は、親戚LINEには共有しないでほしい。
そう伝えました。
そして、夫からメッセージを送ってもらうことにしました。
私が直接言うより、夫から言ってもらう方が角が立ちにくいと思ったからです。
文章は一緒に考えました。
大事にしたのは、責める言い方にしないこと。
「なんでそんな写真を送ったの?」
ではなく、
「わが家ではこういう方針にしたい」
という伝え方にしました。
たとえば、こんな感じです。
子どもたちのこと、いつも見てくれてありがとう。
写真を送ってくれるのも嬉しいよ~。ただ、わが家では最近、自分の体を大事にすることとか、プライベートゾーンについても少しずつ教えてるから、着替え前後や肌の露出が多い写真は撮らないでほしいんだよね。
服を着て遊んでいる写真とか、お出かけの写真は本当に嬉しいよ、いつもありがとね。
「写真自体が嫌」ではありません。
子どもたちをかわいがってくれていることも、
写真を共有してくれることも、
ありがたいです。
でも、写真の種類には線を引きたい。
そこを、なるべく伝わるように考えました。
「嫌です」だけだと角が立つ。
でも、ぼかしすぎると伝わらない。
感謝とお願いと線引き。
文章の中で、三者面談してもらいました。
こういう時、言い方って本当に難しいです。
強く言いすぎると、相手を責めているようになる。
やわらかくしすぎると、こちらの本気度が伝わらない。
なので今回は、
「相手が悪い」
ではなく、
「わが家の方針」
として伝える形にしました。
誰かを否定するためではなく、これから気持ちよく付き合っていくための線引き。
そう思うと、少しだけ言いやすくなりました。
少しだけです。
実際は、送る前に心臓が変な位置にいました。
「了解」の2文字に、ちょっと固まった
メッセージを送ったあと、返信が来ました。
「了解」
2文字。
なんやねん。
いや、了解してくれたならいいんです。
いいんですけど。
こちらは文章を何度も考えました。
感謝を入れて、
責めないようにして、
でも大事なことは伝わるようにして。
脳内で文章をこねて、丸めて、角を取って、もう一回こねて。
その結果、返ってきたのが
「了解」
2文字。
返信がミニマリストすぎる。
でも、たぶん悪気はないんです。
夫側の親戚は、もともとサバサバしています。
こちらが丁寧に送っても、短く返ってくることはあります。
だから、ここで深読みしすぎても仕方ない。
「怒ってるのかな」
「感じ悪かったかな」
「本当は嫌だったかな」
と考え始めると、私の脳内会議が長引くだけです。
なので今回は、
「了解してくれたならOK」
ということにしました。
心の中の小さい私は、まだ少し
「なんやねん」
と言っています。
でも、伝えた。
そして、了承はされた。
今回はそれでよしとします。
返事の温度が物足りなくても、目的は達成しました。
たぶん。
たぶんね。
こちらの気持ちとしては、もう少し
「そうだったんだね」
とか
「気づかなくてごめんね」
とか欲しかった気もします。
でも、相手にそこまで求めると、今度は私の心の要求書が分厚くなっていく。
今回は、まず
「今後は気をつけてもらう」
ところまで行けた。
そこを見ようと思います。
えらい。
私も、夫も、たぶんメッセージを受け取った側も。
でも「了解」2文字には、やっぱりちょっとだけ固まった。
そこは正直に書いておきます。



2文字の返信、便利だけど余白が広すぎてこちらの想像力が暴れます。
親戚でも、子どもの写真には線引きがあっていい
今回あらためて思ったのは、親戚でも、子どもの写真には線引きがあっていいということです。
親戚を疑っているわけではありません。
誰かを悪者にしたいわけでもありません。
でも、子どもの体が大きく写る写真や、本人が大きくなった時に困るかもしれない写真は、やっぱり扱いを分けたい。
家族だから。
親戚だから。
昔からそうしていたから。
それで流していいものと、今のわが家では線を引きたいものがあります。
特に、子どもがまだ小さいうちは、本人が
「これは送らないで」
と判断することが難しいです。
だからこそ、親が先に考える必要があるのだと思います。
これは相手を拒絶する話ではありません。
子どもの安心を守る話です。
「かわいいから」
「家族だから」
「悪用する人なんていないから」
そういう気持ちも分かります。
でも、子ども本人が大きくなった時にどう感じるか。
その写真が、思わぬ形で誰かの手元に残る可能性があること。
一度送った写真を、あとから完全には管理できないこと。
そういうことを考えると、やっぱり慎重でいたいです。
こども家庭庁の保護者向け資料でも、子どもの写真や動画を投稿する時は安全のための注意が必要で、肌の露出が多い写真は、ネット上に出すのではなく、近しい人だけの思い出として扱うことがすすめられています。
親戚LINEは、誰でも見られる場所ではありません。
でも、スマホで共有した写真は、送った後にこちらが完全に管理できるものではありません。
だからこそ、わが家では線を引きたいと思いました。
かわいい思い出は、たくさん残したい。
でも、共有しない方がいい写真もある。
その線引きは、親がしていいと思います。
これからのわが家の写真ルール


今回のことで、わが家なりの写真ルールを考えました。
完璧なルールではないけれど、今後はこうしたいです。
- 着替え前後や肌の露出が多い写真は撮らない
- 子ども本人が将来見て困るかもしれない写真は共有しない
- 服を着て遊んでいる写真はOK
- LINEグループに送る時は、本人が大きくなっても嫌じゃない写真にする
- 気になることは、できれば夫から伝えてもらう
- 預ける前に「写真は服を着ているものだけでお願いします」と軽く伝える
ルールというと、少しかたく聞こえるかもしれません。
でも、相手を縛るためではなく、あとでお互い気まずくならないためにも必要なのかもしれません。
先に伝えておけば、相手も迷わなくて済みます。
こちらも、あとからモヤモヤを抱えなくて済みます。
「写真はうれしいです」
「でも、着替え前後や肌の露出が多い写真は共有しない方針です」
この2つをセットで伝える。
それが、今のわが家には合っている気がします。
親戚付き合いの中で、こういう線引きは本当に難しいです。
でも、難しいからこそ、ふわっと流して後から苦しくなるより、できるだけ早めに伝えた方がいいのかもしれません。
写真共有のルールは、親戚付き合いを冷たくするためのものではなく、これからも気持ちよく関わるためのもの。
そう思うと、少しだけ言いやすくなります。
少しだけです。
実際はまだ、全然言いにくいです。
でも、ルールがあると、自分の中で迷う時間は少し減る気がします。



「かわいい写真」は大歓迎。でも「将来本人が見たら嫌かもしれない写真」は別棚へ。
まとめ|感謝していても、嫌なことには線を引いていい
今回、夫の母には本当に感謝しています。
子どもたちを見てくれて、
公園に連れて行ってくれて、
ごはんも用意してくれて。
私はひとり時間をもらえて、かなり助かりました。
夫側の親戚も、子どもたちをかわいがってくれているのだと思います。
それはちゃんと分かっています。
でも、親戚LINEで共有された写真の中に、どうしても気になるものがありました。
感謝しているから我慢する。
お願いしている立場だから言わない。
そうやって飲み込むには、私にとっては大事なことでした。
子どもに
「自分の体は大事だよ」
と伝えるなら、大人もその体を大事に扱いたい。
写真の扱いも、その一部だと思います。
言いにくかったです。
かなり迷いました。
でも、伝えました。
返信は「了解」の2文字でした。
なんやねん、とは思った。
でも、伝えた。
それだけでも、今回はよくやったことにします。
感謝していることと、嫌なことに線を引くことは、両立していい。
相手を責めたいわけじゃない。
関係を悪くしたいわけでもない。
ただ、わが家ではこうしたい。
子どもたちの写真を、これからも安心して残していくために。
そして、かわいがってくれる親戚とも、これからも気持ちよく付き合っていくために。
言いにくいことを、できるだけ角が立たない形で伝える。
それも、親になってから増えた仕事のひとつなのかもしれません。
できれば業務一覧に書いておいてほしかった。
でも今回、ひとつ線を引けた。
それでよしとします。
参考リンク
- こども家庭庁「ネット・スマホ活用世代の保護者が知っておきたいポイント」
子どもの写真や動画を投稿する時に気をつけたいこと、家庭でのルール作りについて紹介されています。 - こども家庭庁「毎日ネットに触れるこどもたちを守るために」
写真や言葉は「なかったこと」にできないこと、家庭で話し合ってルールを作る大切さが紹介されています。
関連記事





