子どもの楽しい日を守りたいだけなのに、夫の不機嫌まで回収していた話

家族のお出かけで不機嫌な夫と大変そうな妻のアイキャッチ画像

娘の誕生日祝いで、家族でお出かけしてきました。

子どもたちは楽しそうでした。

それは本当に、よかった。

楽しそうに笑って、見たいものを見て、欲しかったものに目を輝かせて。

「連れてきてよかったな」
と思う瞬間は、ちゃんとありました。

でもその裏で、私はずっと夫の機嫌も見ていました。

子どもが泣かないように。
夫がキレないように。
帰る流れが崩れないように。
今日という日が、できるだけ嫌な記憶にならないように。

気づけば私は、母というより、感情の添乗員になっていました。

右手に子どもの予定。
左手に夫の機嫌。
背中には荷物。
心には「頼む、今日だけは荒れないでくれ」。

家族のお出かけって、楽しいだけじゃない。

時々、親のHPをごっそり持っていくイベントになります。

目次

家族のお出かけでしんどいのは、荷物だけじゃない

子ども連れのお出かけは、そもそも大変です。

荷物は多い。
トイレは突然。
ごはんのタイミングは難しい。
眠くなる。
暑い。
歩かない。
帰らない。
なぜか今それを拾う。

もう、外出前から小さな遠征です。

でも私が一番しんどいと思うのは、荷物そのものより、家族の空気を見続けることかもしれません。

子どもたちが楽しめているか。
疲れすぎていないか。
そろそろ帰った方がいいか。
夫の機嫌は悪くなっていないか。
このあと泣く流れにならないか。

ずっと頭の中で、いろんなメーターを見ています。

お出かけって、荷物より空気のほうが重い日があります。

リュックの中身は減らせても、空気の重さはなかなか降ろせません。

はねママ

子どもの荷物だけでパンパンなのに、夫の不機嫌まで持てる容量はない。

「行きたくないって言ったじゃん」と言われるしんどさ

今回しんどかったのは、夫がもともと乗り気ではなかったこともあります。

前日のお出かけでもかなり疲れていたようで、
「もう行かない」
「見たいもの何も見れなかった」
「ほんと最悪」
みたいなことを言っていました。

疲れていたのはわかります。

子どもを連れて出かけるのは、本当に大変です。

予定通りには進まないし、見たいものをゆっくり見る余裕もない。
大人の楽しみは、だいたい子どものトイレと機嫌に吸い込まれます。

それはわかる。

でも、娘のお祝いとして予定していた日でもありました。

事前に大丈夫か確認もしていました。

それなのに、当日や帰り道に不機嫌になって、あとから

「行きたくないって言ったじゃん」
「こうなるのわかってたから行きたくなかった」

と言われると、かなりしんどいです。

じゃあ私は、どうすればよかったんだろう。

子どもの楽しみを優先したら、夫が不機嫌になる。
夫の疲れを優先したら、子どもの楽しみがなくなる。

その間に立つのが、結局私になる。

これが、かなり重い。

子どもの楽しい日を作りたいだけなのに、気づいたら夫の不機嫌まで抱えて歩いている。

予定表には書いてなかった業務です。

はねママ

「行きたくないって言ったじゃん」は、帰り道のHPに直撃します……

夫の不機嫌が出ると、ママの役割が一気に増える

夫が不機嫌で、気にすることが増えて忙しい母親のイラスト

夫の機嫌が悪くなると、私の中で見るものが一気に増えます。

その日、私が見ていたものはたぶんこれです。

  • 子どもたちが楽しめているか
  • 娘の誕生日祝いとして成立しているか
  • 上の子が崩れそうじゃないか
  • 夫が不機嫌になりすぎていないか
  • そろそろ帰った方がいいか
  • 帰り道でグズらないか
  • ごはんや休憩をどうするか
  • 夫婦喧嘩にならないか
  • 今日が子どもにとって嫌な記憶にならないか

多い。
多すぎる。
もはや育児シミュレーションゲームです。

しかも難易度が急に上がるタイプ。

夫が黙って不機嫌そうにしているだけでも、こちらはそれを感じ取ります。

「あ、今あんまり話しかけない方がいいな」
「この流れで子どもがグズったらまずいな」
「帰る方向に持っていった方がいいかも」

そんなことを考えながら、子どもには笑顔で話しかける。
これ、普通に疲れます。

夫の言い方がきつくなる時のことは、別の記事でも書きました。

今回書きたいのは、その“言い方”そのものよりも、夫の不機嫌が出た瞬間に、子どもの楽しさも、予定も、空気も、全部こちらが支える感じになるしんどさです。

私だって本当は、ただ一緒に楽しみたい。

でも気づくと、楽しむ係ではなく、全体の炎上防止係になっています。

はねママ

不機嫌な夫と同じ土俵に乗らないようにするのも結構自分の課題です。夫が不機嫌だと私も引っ張られてイライラしやすい。

私がその場で気をつけたこと

夫婦で話し合っているイラスト

その日、私も内心ではかなりイライラしていました。
言いたいこともありました。
山ほどありました。

山というか、地層。

でも、子どもの誕生日祝いの日に、私まで不機嫌を出したら、もうその場が崩れる気がしました。
だから、とりあえずその場では「今日をなんとか終える」ことを優先しました。
これは、正解だったかどうかはわかりません。

でも、その日を乗り切るために、私が意識したことを書いておきます。

言いたいことは、子どもが寝てからにした

夫に言いたいことはありました。

「なんでそんなに機嫌悪いの」
「事前に確認したよね」
「子どもの前でその空気出さないで」
「私も疲れてるんだけど」

本当はその場で言いたかったです。

でも、子どもたちはまだ楽しんでいました。
娘の誕生日祝いの日でした。

ここで夫婦の空気まで悪くしたら、子どもたちの記憶に、嫌な感じが残るかもしれない。

そう思って、言いたいことは一旦飲み込みました。
かなり苦かったです。

でもその場では、子どもを楽しませる方を優先しました。

ママまでイライラを見せない。

これは「我慢しろ」という話ではなくて、
今この場では、子どもの楽しい日を守る方を選んだ
という感じです。

あとで言う。

今は言わない。

その切り分けをしました。

私はこれが1番キツかった。
イライラすると口から勝手にケンカを売る台詞が出そうになるので、何度がトイレに逃げました……。

帰りの楽しみを残しておいた

子ども連れのお出かけで難しいのが、帰るタイミングです。

「帰ろう」は、子どもにとって楽しい時間の終了ボタン。
ここでグズると、親のHPが一気に削られます。
なので今回は、前もって帰りの楽しみを残しておきました。

わが家では、

「帰りにゲームコーナーでゲームしてから帰ろう」
「娘の好きなパンをお土産にしよう」

と約束していました。

これがかなり助かりました。

帰ることが、ただの終了ではなく、次の楽しみに向かう流れになったからです。

「もう帰るよ」
ではなく、

「じゃあゲームして、パン買ってからお家行こうか」
にできる。

この差は大きかったです。

娘もそれを楽しみにしていたので、比較的スムーズに帰る方向に持っていけました。

帰り道のパン、もはや平和条約です。

はねママ

「帰る」って子どもにとっては結構な残念ワードらしいので、「帰る」より「お家行こう」って普段から使うようにしています~。

帰宅後はYouTubeタイムにした

帰宅したあとは、子どもたちも疲れています。

親も疲れています。

ここでいきなり通常運転に戻そうとすると、家の中で第二ラウンドが始まります。

片づけ。
ごはん。
お風呂。
寝る準備。

全部大事だけど、全部すぐやるのは無理。

なので帰宅後は、子どもたちのYouTubeタイムにしました。

少しだけ、家の中の温度を下げる時間。

子どもたちは画面を見て落ち着く。
親も座る。
息をする。

YouTubeに頼ることに罪悪感がある日もあります。

でもこういう日は、もう非常用毛布みたいなものです。
あたたかくして、一回くるまる。

親のHPがゼロのまま、お風呂や寝かしつけに突入するより、少しでも休んだ方がいい。

私はそう思っています。

話し合うなら、ご飯を食べてから

夫に言いたいことがある時、帰宅直後に話し合うのはかなり危険です。

疲れている。
お腹が空いている。
子どももいる。
家の中も散らかっている。

この状態で夫婦会議を始めると、議題より先に血糖値が暴れます。

なので、話すならご飯を食べてから。
子どもが寝てから。
少なくとも、自分が少し落ち着いてから。

空腹のまま話すと、言葉がとがります。

「今それ言う?」
「だからさ」
「もういい」

みたいな、いらない火花が飛びやすい。

もちろん、食べたからといって全部穏やかに話せるわけではありません。

でも、空腹で話すよりはマシです。

夫婦の話し合いも、コンディションが大事なんだと思います。

はねママ

空腹時は普段の3倍は心が狭い気がします。

でも、本当はママだけが全部回収する必要はない

その日、私がしたことは、たしかに役に立ちました。

言いたいことを後回しにした。
帰りの楽しみを残した。
帰宅後はYouTubeに頼った。
話し合いはご飯のあとにした。

どれも、その場をなんとか通すためには必要だったと思います。

でも、これを毎回ママだけがやるのは違うとも思っています。

応急処置はできる。

でも、毎回ひとりで感情の救急車を走らせるのはしんどい。

夫が疲れているなら、疲れていると言ってほしい。

「もう無理かも」
「少し休みたい」
「今日は早めに帰りたい」
「子どもの対応、今きつい」

そう言ってくれた方が、まだ対処できます。

不機嫌で黙る。
あとから「行きたくなかった」と言う。
空気で伝える。

これをされると、こちらはずっと察し続けることになります。

子どもの様子を見ながら、夫の機嫌も読む。

それはかなり疲れます。

本当は、お出かけの前にもう少し具体的に話しておけるといいのかもしれません。

「疲れたら早めに言う」
「無理そうなら途中で休む」
「子どもに強く言いそうなら交代する」
「帰りの楽しみをひとつ用意しておく」

こういうルールがあるだけでも、少し違う気がします。

ママが全部察して、全部飲み込んで、全部回収する。

それが当たり前になるのは、やっぱりしんどいです。

はねママ

夫の疲れもわかる。だからこそ、不機嫌になる前に言葉にしてほしい。

完璧なお出かけじゃなくても、子どもが笑った瞬間があれば勝ち

家に帰ってきてヘトヘトの家族のイラスト

帰ってから、私はかなり疲れていました。

なんなら、途中からずっと帰りたかったです。
泣きたいような、怒りたいような、もう全部投げたいような気持ちもありました。

でも、子どもたちは楽しそうでした。

娘の誕生日祝いとして、楽しい瞬間はちゃんとあった。
それは、本当によかった。

100点のお出かけではなかったと思います。

夫の機嫌も悪かった。
私も内心イライラしていた。
予定通りにいかないこともあった。
帰ってからどっと疲れた。

でも、それでも。

娘が笑った瞬間があった。
上の子も楽しそうにしていた。
帰りも大きく崩れずに帰れた。

それならもう、昨日の私はかなりがんばったと思う。

完璧なお祝いじゃなくていい。

全部楽しくできなくてもいい。

子どもが笑った瞬間をひとつ守れたなら、それはもう勝ちでいい。

親のHPが1残って、子どもが楽しかったなら、今日はそれで十分。

本当に、よくやった。

自分で自分にそう言っておきたいです。

まとめ|子どもの楽しい日を守りたいだけだった

パンを買って嬉しそうな子どもを見ている母親と不機嫌そうな父親のイラスト

家族のお出かけで夫の機嫌が悪くなると、ママの役割は一気に増えます。

子どもを楽しませる。
夫の機嫌を見る。
帰る流れを作る。
空気を悪化させない。
帰宅後のことまで考える。

それを全部やっていると、楽しいはずの日でも、帰る頃にはぐったりします。

でも今回、私はいくつか意識して乗り切りました。

  • 言いたいことは子どもが寝てからにする
  • 帰りの楽しみを残しておく
  • 帰宅後はYouTubeタイムで少し休む
  • 話し合うなら、ご飯を食べてからにする

どれも完璧な方法ではありません。

でも、その日をなんとか守るための小さな工夫にはなりました。

ただ、本当はママだけが全部回収する必要はないと思っています。

夫の疲れもわかる。
子ども連れのお出かけが大変なのもわかる。

だからこそ、不機嫌で伝えるのではなく、言葉で伝えてほしい。

「疲れた」
「少し休みたい」
「交代してほしい」

そう言ってくれたら、まだ一緒に考えられる。
子どもの楽しい日を守りたい。

ただそれだけなのに、夫の不機嫌まで回収することになると、ママの心はかなり削られます。

それでも、子どもが笑っていたなら。
その日を嫌な記憶だけにしないで帰れたなら。

今日の私は、もう十分がんばった。

そういうことにしておきたいです。

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この記事を書いた人

2児育児に奮闘しながら、子育てに関する悩みや不安に寄り添い、育児に役立つ情報を発信しています。
読んだ人の気持ちが少しでも軽くなるような、やさしいブログを目指しています。

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