休日って、本当は少し息をつける日であってほしい。
でも実際は、平日よりしんどいことも多いですよね。
夫も仕事で疲れている。
それはわかる。
責めたいわけじゃない。
でも、朝から家事を回して、子どもたちの相手をして、泣いたら宥めて、空気が悪くなったら立て直して。
気づくと、ずっと自分だけが気を張っている。
そんな休日が、私は本当にしんどいです。
今回書きたいのは、「夫がひどい」という話だけではありません。
そう単純に切り分けられないからこそ苦しいし、こちらも簡単に怒れない。
でも、“わかっているけどつらい” は、ちゃんとつらい。
この記事では、ある休日の出来事を振り返りながら、
- どうしてこんなにしんどかったのか
- 本当に削られていたのは何だったのか
- こういう日を「私の我慢」で終わらせないために、どう考えたらいいのか
を、私自身の気持ちの整理も兼ねて書いてみます。
休日なのに、どうしてこんなに休めないんだろう
その日も、朝から私はずっと動いていました。
朝ごはんの準備をして、洗濯機を回して、子どもたちの着替えやトイレ、相手をしたり。
夫にも声はかけていたけれど、なかなか起きてこない。
やっと起きてきたと思ったら、自分の見たいテレビを見る。
子どもが「見て見て!」と話しかけても、テレビの音が聞こえないとイライラしてブチ切れる。
その間、私は食器を洗って、洗濯を干して、子どもたちの顔を拭いて、歯みがきをして、鼻水を吸って、薬を飲ませて。
やっと少し休めるかと思ったら、下の子がずーっとついてきて、結局休めない。
こういうのって、一つ一つは小さいことに見えるかもしれません。
でも、ずっと細かく動き続けている側には、かなりキツイんですよね。
「少し休もう」と思った瞬間にまた呼ばれる。
やっと座れそうと思った時に、誰かが泣く。
頭も体も、全然オフにならない。
休日なのに休めないのは、家事や育児の量だけじゃなくて、気持ちを緩められない時間が長すぎるからなのかもしれません。
はねママトイレにも子供についてこられると、もうホントに一息つける場所ってどこにもない……。でも扉の前で泣かれるのも辛い。
本当にしんどかったのは、家事の量だけじゃなかった


この日、一番しんどかったのは、家事が多かったことだけではありませんでした。
私が洗濯物の回収をしてて、皆のいるリビングから離れてたんですよね。
そしたらリビングから下の娘が「ママじゃなきゃやだ~」って泣いてる声が聞こえてきて。
夫がイライラして、動きや声が乱暴になる。
「トイレ行きたい」と言っている子に、強い口調で怒鳴る。
泣いているのに、そのまま放置される。
それに気付いて、私は止めに入る。
結局、子どもの気持ちを落ち着かせる役も、服を整える役も、その場の空気を立て直す役も、自分に回ってくる。
ここが、本当にしんどかった。
夫はあとで「ごめんね」と言っていました。
娘も「ごめんね」と返していました。
二人の間では、それで一応おさまったのかもしれません。
でも、私の中では全然終わっていませんでした。
その途中にあった怒鳴り声を聞いた時の嫌な気持ち。
泣いている子どもの声。
「やめて」と止める時の緊張。
その後何事もなかったみたいに日常に戻る感じ。
私はたぶん、その場で回収係になることにずっと疲れていたんだと思います。
「誰が悪い」と白黒つけたいわけではない。
夫を極端に悪者にしたいわけでもない。
でも、だからといって、私が毎回しんどいのをなかったことにはできないんですよね。



その場では一応おさまる。でも、途中で受けた緊張やしんどさ、イライラは、私の中にちゃんと残るんですよね。
夫も疲れているのはわかる。それでも、私ばかりが回収係なのはつらい
ここが、いちばん言葉にしづらいところかもしれません。
夫も平日は仕事で疲れている。
休日くらいゆっくりしたい気持ちも、きっとある。
それは本当にそうだと思うんです。
でも、その理解と、私のしんどさは別なんですよね。
わかっている。
でもつらい。
責めたいわけじゃない。
でも、このままは無理。
この気持ちって、矛盾しているようでいて、全然おかしくないと思います。
「夫だって大変なんだから」と思えば思うほど、自分のしんどさを飲み込みやすくなる。
でも、実際に家事育児の負担が偏っていて、子どもが泣いた時や空気が悪くなった時の立て直しまで片方に寄っているなら、それはやっぱり苦しい。
誰が悪いかを決めたいわけじゃない。
ただ、この運用だと私がもたない。
そういう話なんだと思います。
幼児がいる休日は、ただでさえ大人の余裕を削りやすい
そもそも、2歳や4歳の子どもがいる休日って、大人にとってかなり消耗しやすいものなんですよね。
NHSでも、幼児のかんしゃくや強い感情表現は、疲れ、空腹、フラストレーション、うまく伝えられないもどかしさなどで起こりやすいと案内されています。
つまり、子どもの側にも崩れやすさがある時期。
しかも Harvard Center on the Developing Child では、子どもの発達には、大人との応答的なやりとり、いわゆる “serve and return” が土台になると説明されています。大人が受け止めて返す、その積み重ねが大事だという考え方です。
だからこそ、私は思うんです。
幼児がいる家では、「誰がどれだけ余裕を持てるか」がすごく大事なんだなと。
大人が二人とも限界になったら、子どもの泣き声や拒否は一気にしんどくなる。
どちらかが少し余裕を持てる仕組みがないと、家庭全体が張りつめてしまう。
気合いや根性の話じゃなくて、構造の話なんだと思います。



幼児のいる休日って、ちょっとしたことで空気が崩れやすいですよね。だからこそ、大人の余裕がほんとうに大事なんだと思います。
私がいちばんつらかったのは、「謝って終わり」では回復しないことだった


夫と娘は、あとで「ごめんね」ができていました。
それ自体は、ないよりずっといいと思います。
でも私は、そこに追いつけなかったんですよね。
二人の中では一応終わっていても、私はその前の時間にずっと巻き込まれている。
怒鳴り声を聞いて、子どもの泣き顔を見て、止めに入って、空気を立て直して。
そのあとすぐ普通に戻るなんて、できるわけがない。
ここって、外からは見えにくいかもしれません。
でも、かなり大きい疲れだと思います。
私は今回、
「謝って終わり」では自分の疲れは回復しないんだ、
ということを改めて感じました。
その場がおさまることと、
自分の中の消耗がなくなることは、
同じじゃないんですよね。
こういう日は、まず“ちゃんとした休日”を諦めていい
こういう日って、もう立て直そうとしすぎないほうがいいのかもしれません。
ちゃんと遊ばせよう。
ちゃんとご飯を作ろう。
ちゃんと家も回そう。
ちゃんと夫婦で話そう。
全部は、無理なんですよね。
だからまずは、悪化させないこと を目標にしていい。
お昼ごはんが出れば十分。
動画やゲームの日があってもいい。
家が少し散らかってもいい。
一旦寝室に逃げてもいい。
「ちゃんとした休日」じゃなくて、
なんとか事故なく終える休日 でいい。
これは投げやりじゃなくて、たぶん必要な調整なんだと思います。



「ちゃんとしたい」と思えば思う程、なんだか泣きそうになりました。気持ちの立て直しってほんとうに難しい。
落ち着いてから考えたいのは、気合いではなく“休日のルール”


今回みたいな日を繰り返さないために必要なのは、たぶん「もっと頑張ること」じゃない。
気合いでも我慢でもなく、休日の運用を変えること なんだと思います。
たとえば、
- 朝はどちらが起きるのか
- テレビを見ている間、もう片方ばかりが動かないようにするにはどうするか
- 子どもが泣いて拒否した時、どこで交代するか
- どんな場面で夫がキレやすいのか
- 「謝ったから終わり」ではなく、再発しにくくするにはどうするか
そういうことを、落ち着いている時に少しずつ話せたらいいのかもしれません。
その場で感情的にぶつけると、またうまくいかないことも多い。
でも、だからといって何も変えないままだと、また同じように母親だけが疲れ切ってしまう。
同じようにしんどい人へ。あなたが弱いからつらいんじゃない
もし今、似たようにしんどい人がいたら、伝えたいことがあります。
休日のたびにイライラしてしまう。
夫に腹が立つ。
子どもの前で空気が悪くなる。
そのあと自己嫌悪になる。
そういう時、「私が未熟なんだ」「私がもっと落ち着けばいいんだ」と思ってしまいやすいけれど、
負担が偏っていて、ずっと気を張り続けていたら、しんどくなるのは自然なことです。
母親だから我慢できるわけじゃない。
子どもが大事だから、いつでも穏やかでいられるわけでもない。
まずは、
自分が限界だったことを認める。
それだけでも変わるんじゃないかなと思います。



しんどいのは、あなたが弱いからじゃなくて、状況がしんどいから。まずはそこを切り分けてほしいです。
まとめ|悪者探しではなく、「このままでは続かない」を言葉にしたい
夫も疲れている。
それは本当。
でも、私も限界だった。
それも本当。
今回のことでいちばん大きかったのは、
「誰が悪いか」よりも、
このままの休日の回し方では、私はもちそうにない
と気づいたことでした。
子どもを守る役。
空気を立て直す役。
全部を回収する役。
それが片方だけに偏ると、やっぱりしんどい。
だから私は、悪者探しではなく、
「このままでは続かない」
をちゃんと言葉にしたいと思います。
同じように、休日なのにまったく休めなくて、でも簡単には怒れなくて、ひとりで疲れ切っている人がいたら。
あなたのしんどさも、ちゃんと本物です。
参考リンク
- NHS|Temper tantrums
- Harvard Center on the Developing Child|Serve and Return
- CDC|Positive Parenting Tips: Toddlers (2–3 years)
- Child Mind Institute|What Is Co-Regulation?
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