4歳の息子が、少し前から「英語やりたい」と言うようになりました。
保育園のお友だちの影響もあったのか、英語の歌を口ずさんだり、ABCに興味を持ったりしていて。
私は、幼児英語が絶対に必要だと思っているわけではありません。
でも、子どもが「やってみたい」と言った気持ちは、できるだけ大事にしたい。
その小さな「やりたい」を、最初から大人の都合でつぶしたくない。
そんな気持ちがありました。
夫は少し慎重派で、月謝や続けられるかどうかを考えると、すぐに英語教室へ通うのは早いのでは、という考え。
話し合った結果、まずは家でYouTubeや本で英語に触れてみて、1か月後もまだ本人が「やりたい」と言うなら、ECCの体験に行ってみようか、という流れになりました。
私も息子に、
「一緒に頑張ろうね」
「息子が頑張るなら、ママも応援するからね」
と話していました。
その時は、息子の「やりたい」を応援できている気がしていたんです。
でも、現実はそんなにきれいには進みませんでした。
2週間もしないうちに、英語より好きなYouTubeへ

最初のうちは、英語の動画を見たり、本を出したりする日もありました。
でも、2週間もしないうちに、保育園から帰ってくると英語よりも別のYouTubeを見たがるようになりました。
それを見て、私は思った以上にガッカリしてしまいました。
「やりたいって言ったじゃん」
「約束したよね」
「ママ、あなたのためにパパと話したのに」
そんな気持ちが、ぶわっと出てきました。
今思うと、息子が英語をやらなかったことそのものだけで悲しかったわけではなかったと思います。
私は、息子の「やりたい」を守りたいと思って、夫と話し合いました。
少し揉めても、本人の気持ちを応援したいと思っていました。
だから、息子があっさり別の動画を選んだ時、
「え、私だけ本気だったの?」
という気持ちになってしまったのだと思います。
子どもは、ただその時に見たい動画を選んだだけ。
でも私は、そこに勝手に「裏切られた」ような悲しさを感じてしまいました。
はねママ子どもは軽く方向転換しただけ。でも親はけっこう本気だった。
「応援できない」と言ってしまった
私は息子に、
「やりたかったんじゃないの?」
「そんなんだったら、あなたが英語頑張ってるよってママ、パパに言えないよ」
「また他にやりたいことができた時も、こんなにすぐやらなくなるなら応援できないよ」
と言ってしまいました。
書いていても、ちょっと重いなと思います。
4歳に背負わせるには、かなり大きい言葉だったと思います。
でも、その時の私は本当に悲しかったんです。
夫に「ほら、やっぱり続かなかったじゃん」と言われる未来まで想像してしまっていました。
息子の英語が、いつの間にか「本人の興味」ではなく、
「夫を説得するための証明」
みたいになっていたのかもしれません。
4歳は、夫婦の話し合いのプレゼン資料ではありません。
まだ、興味があちこちに揺れる時期。
英語がやりたい気持ちも本物。
でも、保育園から帰ってきて好きなYouTubeを見たい気持ちも本物。
どちらかが嘘だったわけではないのだと思います。
4歳の「やりたい」は、大人の継続宣言とは違う


子どもの「やりたい」は、その時は本物だと思います。
やってみたい。
楽しそう。
友だちがやっている。
自分もやってみたい。
その気持ちは、ちゃんとある。
でも、大人が思うような、
「1か月、週に何回も継続して、やる気を証明します」
という意味ではないのかもしれません。
大人でも、資格の勉強をしようと思った日にスマホを見てしまうことがあります。
運動しようと思っていたのに、ソファと一体化する日もあります。
私はあります。
かなりあります。
大人でもそうなのに、保育園帰りの4歳が、英語より好きな動画に流れるのは自然なことなのかもしれません。
だからといって、約束を何でもなかったことにしていい、とは思っていません。
「やりたい」と言ったことを少し続けてみる経験も大事だと思います。
でも、そのためには気合いだけではなく、子どもが頑張れるサイズまで小さくする必要があるのだと思いました。



「やりたい」は本物。でも継続の設計図はまだ親子で作るもの。
泣いた息子と、もう一度話した


その後、ご飯の時にもう一度英語の話になりました。
私は、
「ママ、息子の“やりたい”を応援してたから、ちょっと悲しかった」
「またやりたいことを見つけた時に、応援しないって意味じゃないからね」
「またやりたいことができたら相談してね」
と伝えました。
すると息子は泣き出して、
「まだECCやりたい」
と言いました。
私はそこでまた少しイラッとして、
「さっき英語やらないって言ったじゃん」
と言ってしまいました。
息子、さらに泣く。
あああああ、と思いました。
戻そうとして、またやってしまった。
育児って、きれいに修復しようとしたところで、もう一回転ぶことがあります。
でも、そのあとで、
「じゃあ、英語をどうやってお勉強するか一緒に考えよう」
と話しました。
わが家は英語タッチ絵本で、ゆるく試すことにした


話し合った結果、保育園から帰ってきた後に必ず英語の勉強の時間を取るのは、いったんやめることにしました。
息子も疲れているし、好きな動画を見たい気持ちも強い。
そこで、朝にやってみることにしました。
私も息子も早く起きられた日。
時間に余裕がある日。
その時に、家にある英語のタッチ絵本を一緒にやってみる。
何回やる、週に何回やる、と厳しくは決めません。
「できたらやる」
くらいのゆるさです。
そのほうが、今のわが家には合っている気がしました。
英語教室の前に、家でゆるく試してみる
わが家で使うことにしたのは、音が出るタイプの英語タッチ絵本です。
絵をタッチすると英語の音声が流れるので、まだ文字が読めない幼児でも、遊び感覚で英語に触れやすいところがいいなと思っています。
親がずっと発音を教えなくても、音を聞きながらまねできるので、「お勉強」というより「ちょっと遊ぶ」に近い感覚で使えそうです。
もちろん、これをやったからすぐに英語が話せるようになる、という話ではありません。
わが家ではまず、
英語を嫌いにしないこと。
親子で少し楽しく触れること。
英語教室へ行く前に、本人の反応を見ること。
そこを目標にしています。
いきなり英語教室に通うのは迷うけれど、家で少し試してみたい。
英語動画ばかりではなく、親子で一緒に触れられるものがほしい。
そんな家庭には、こういう英語タッチ絵本も選択肢になると思います。
ただし、買ったからといって、親が「せっかく買ったんだからやりなさい」と圧をかけすぎると、またしんどくなりそうです。
わが家もそこは気をつけたいです。
タッチ絵本は、やる気を証明する道具ではなく、英語と仲良くなるための道具。
そのくらいの位置づけで使いたいなと思っています。
続けられても、続けられなくても、大好きは変わらない


最後に息子へ、
「英語のお勉強を続けられても、続けられなくても、ママがあなたを大好きなことは変わらないよ」
と伝えました。
息子は、
「ほえ?」
という顔をしていました。
たぶん、4歳には少し抽象的だったのだと思います。
英語の話をしていたのに、急に愛の話になった。
そりゃ「ほえ?」です。
でも、私は伝えておきたかった。
英語を続けられること。
約束を守れること。
頑張れること。
それはもちろん大事です。
でも、それができるかどうかと、子どもを大好きな気持ちは別です。
本当は、自分自身にも言いたかったのかもしれません。
応援したい気持ちと、結果を求めすぎる気持ちは近くにあります。
子どもの「やりたい」を大事にしたい。
でも、続かなかった時にガッカリしてしまう。
約束したなら頑張ってほしい。
でも、頑張れない日があることも分かっている。
親の気持ちも、なかなか複雑です。
だからこそ最後は、
「できても、できなくても、大好きは変わらない」
に戻ってきたいなと思いました。



英語の話から急に愛の話になってごめんw でも大事。
まとめ|4歳の「やりたい」は、小さく試していけばいい
子どもの「やりたい」を応援したい。
その気持ちは、親として自然なものだと思います。
でも、4歳の「やりたい」は、大人の継続宣言とは違うのかもしれません。
その時の気持ちは本物。
でも、疲れている日には別のものに流れる。
やりたいと言ったけれど、続け方はまだ分からない。
だから、親が一緒に小さくしてあげる必要があるのだと思いました。
わが家は、保育園後に英語動画を見せる形ではなく、朝に余裕がある日に英語タッチ絵本をやってみることにしました。
できた日は「できたね」。
できない日は怒らない。
ECCや英語教室は、その先にまだ興味が育っていたら考える。
まずは、英語を嫌いにしないこと。
親子で少し楽しく触れること。
そこから始めてみようと思います。
子どもの「やりたい」は、小さな火花みたいなもの。
親が風よけになりながら、でも燃やそうとしすぎずに、ゆっくり見守れたらいいなと思います。
参考リンク
関連記事





