4歳の質問攻めが止まらない。ママの予定をしつこく聞く理由を考えた話

子どもに質問攻めされている母親のアイキャッチ画像
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4歳息子に友達の予定を質問攻めされた話。ママの“知らない世界”が気になる年頃?

恐竜のぬいぐるみのイラスト

最近、4歳息子のお気に入りの恐竜のぬいぐるみがあります。

名前は、がぶがぶ。

いい名前。
だいぶ噛む気がある。

そのがぶがぶは、かなり前に私が友人と出かけた時、息子のためにUFOキャッチャーで取ったものでした。

何気なくその話をしたら、息子の取り調べが始まりました。

「いつ?」
「どこで?」
「何人くらいで遊んだの?」
「何したの?」
「お友達の名前は?」
「誰?」
「忘れちゃったの?」

ちょっと待って。

私、事件関係者でしたっけ。

今後の予定を詰められたわけではありません。
かなり前の話です。

でも息子はとても気になったようで、その後に
「僕も明日同じとこ行きたい」と言っていました。

もしかしたら、私が友達と出かけていたことそのものが、少し寂しかったのかな。
ママには自分の知らない時間がある、と気づいたのかな。

そんなふうに思いました。

今日は、4歳くらいの子が親の予定や過去の出来事をしつこく聞いてくる時、何が起きているのかを、私なりに考えてみます。

4歳くらいは「ママにも自分の知らない世界がある」と気づく時期なのかも

4歳って、ずいぶん会話ができるようになります。

こちらの言うこともかなりわかっているし、自分の言いたいことも増えてくる。

だからこそ、
「ママにも自分の知らない時間がある」
ということに、ふと気づくのかもしれません。

ママは家にいる人。
ママは自分と一緒にいる人。
ママは自分のお世話をしてくれる人。

そう思っていたところに、

「ママ、友達と遊んでた」
「その時、ぼくはいなかった」
「しかも、がぶがぶはそこで取ってきた」

という情報が入ってくる。

4歳の頭の中では、けっこう大きな発見だったのかもしれません。

広島県の幼児向け資料では、3〜5歳ごろの「なぜなぜ期」について、子どもの知的好奇心による質問攻めは脳が成長している証拠だと紹介されています。知りたい気持ちが満たされることで、「もっと知りたい」「知ることって楽しい」と感じることにもつながるそうです。

そう考えると、息子の質問攻めも、ただ私を困らせたかったわけではなさそうです。

がぶがぶがここにいる。
がぶがぶはママが取った。
ママは友達とそこへ行った。
友達って誰?
どこ?
何したの?
ぼくも行ける?

息子の中で、がぶがぶを起点に小さな地図が広がっていたのかもしれません。

ただし、質問量が多い。

地図作成班、かなり熱心。

はねママ

がぶがぶをきっかけに、急に私の交友関係が調査対象になりました。
4歳児の捜査、細かい。

質問攻めは、詮索ではなく「安心確認」だったのかもしれない

子どもに質問攻めされている母親のイラスト

今回、息子は私のこれからの予定を聞いてきたわけではありません。

「明日誰と遊ぶの?」
「どこ行くの?」
「何時に帰るの?」

という未来の話ではなく、かなり前の出来事。
それでも、ずいぶん細かく聞いてきました。

最初は正直、
「え、そんなに聞く?」
と思いました。

でも、あとから考えると、息子の中には

「ママだけ行ったの?」
「ぼくはいなかったの?」
「ママはぼく以外と楽しかったの?」
「でも、ぼくのために取ってきてくれたの?」

みたいな気持ちが少しあったのかもしれません。

もちろん本人は、そこまで言葉にして説明はしません。
でも質問を重ねながら、自分の知らないママの時間を、息子なりに整理していたのかなと思いました。

公益財団法人母子衛生研究会の相談回答では、子どもは表現の違いはあっても分離不安を持っていると説明されています。泣く・しがみつく形だけでなく、その子なりの不安や確認の仕方があるのかもしれません。

今回の息子も、強く泣いたり怒ったりしたわけではありません。
でも、質問が止まらなかった。

それは単なる詮索というより、

「ママはどこにいたのか」
「自分は置いていかれたのか」
「自分のことも思ってくれていたのか」

を確かめるような行動だったのかもしれません。

そう考えると、少し見え方が変わりました。

いや、質問は多いです。
多いけど、そこには息子なりの不安や好奇心があったのかもしれない。

4歳の「いつ?どこで?誰と?」は、世界を理解するための質問でもある

4歳の質問って、本当に細かいです。

「いつ?」
「どこで?」
「誰と?」
「何したの?」
「なんで?」
「どうして?」

こちらが軽く答えると、追加質問が来ます。
雑に答えると、さらに詰められます。

もう、予備質問まで用意している。

保育士バンク!の記事でも、3〜4歳から6歳ごろは理由など具体的な内容を尋ねる「第二質問期」とされることがあると紹介されています。
なぜなぜ期は、時期や出方に個人差はありますが、子どもが世界を理解していく大切な過程として説明されています。

大人からすると、「そこまで聞く?」ということでも、
子どもにとっては世界をつなげる作業なのかもしれません。

がぶがぶという恐竜のぬいぐるみ。
それを取ってきたママ。
一緒にいた友達。
UFOキャッチャー。
自分はその場にいなかった。
でも、がぶがぶは今ここにいる。

子どもからしたら、けっこう情報量が多い。

がぶがぶ1体から、ママの過去、友人関係、外の世界、自分の不在、そして「僕も行きたい」までつながっていく。
大人にとってはただの思い出話でも、子どもにとっては小さな冒険の入口だったのかもしれません。

はねママ

がぶがぶ1体から、私の過去の外出記録まで掘られるとは思いませんでしたw

親としては正直、ちょっと鬱陶しい。でもかわいい

子どもに質問攻めされている母親のイラスト

とはいえ。

質問攻めは、普通にちょっと鬱陶しいです。

かわいい。
かわいいんです。

でも、細かい。

「お友達の名前は?」
「誰?」
「何人で遊んだの?」
「忘れちゃったの?」

いや、私の交友関係、申告制?
しかも「忘れちゃったの?」まで来る。

詰め方が強い。
こちらの記憶力まで審査されている。

たぶん息子としては、純粋に知りたいだけだったと思います。
でも親側は、日々の育児でもう質問をたくさん浴びています。

「これなに?」
「あれなに?」
「なんで?」
「どうして?」
「ママ見て」
「ママ聞いて」
「ママこれやって」

その上で、私の過去の友人付き合いまで聞かれる。

正直、心の中で

「すみません、本日の質疑応答は終了しました」

となる時もあります。

でも、同時に思いました。
これだけ聞きたいくらい、息子にとっては気になることだったんだなと。

ママの知らない世界を知りたい。
自分もそこに行きたい。
自分の知らないママを、少し自分の中に入れたい。

そういう気持ちがあったのかもしれません。
そう思うと、ちょっとかわいい。
いや、質問は多い。
多いけど、かわいい。

こういう時、どう返すとよさそう?

子どもの質問に答えている母親のイラスト

今回みたいに、子どもが親の過去の予定や友達のことを細かく聞いてくる時。
全部に完璧に答えなくてもいいと思います。

でも、子どもが知りたい気持ちや、少し寂しそうな気持ちは、できる範囲で拾ってあげられたらいいなと思いました。

できる範囲で、短く答える

まずは、短く答える。

「ママのお友達と行ったよ」
「ゲームセンターで取ったんだよ」
「息子くんが喜ぶかなと思って取ったんだよ」

このくらいで十分な気がします。

詳しく話し始めると、質問がどんどん枝分かれすることがあります。

質問の木、成長が早い。

なので、こちらが疲れている時は、短めに。

でも冷たく突き放すのではなく、
「ちゃんと答えているよ」
という空気は残す。

このくらいがちょうどいいのかもしれません。

「あなたのことを思っていた」を伝える

今回、いちばん大事だなと思ったのはここです。

がぶがぶは、私が友人と遊んでいる時に、息子のために取ったもの。

だから、

「ママ、息子くんが喜ぶかなと思って取ったんだよ」
「その時も息子くんのこと思い出してたよ」

と伝えました。

これって、息子にとっては少し安心につながるのかもしれません。

「ママは自分抜きで楽しい時間を過ごしていた」だけではなく、
「その時間の中でも、自分のことを思い出してくれていた」ということ。

これは、子どもにとって大事な情報なのかもしれないなと思いました。

「今度一緒に行こうね」は、できる範囲で

息子はその後、
「僕も明日同じとこ行きたい」と言っていました。

その気持ちはかわいい。

でも、明日同じところに行けるかは別問題です。

大人には予定がある。
場所も距離もある。
体力もある。
財布もある。

なので、安請け合いしすぎないのも大事かなと思います。

「今度行けたらいいね」
「近くのゲームセンターなら行ける日があるかもね」
「また行く時は一緒に見てみようね」
くらい。

叶えられるか分からない約束を勢いですると、あとで自分の首を絞めます。
4歳児、約束の記憶力だけ急に強い。

そこは本当に強い。

不安っぽい時は、気持ちを言葉にしてみる

質問が続く時は、質問そのものに全部答えるより、奥にある気持ちを言葉にしてみるのもよさそうです。

「ママだけ行ったの、ちょっと気になった?」
「がぶがぶ取った場所、息子くんも行きたくなったんだね」
「ママと一緒に行きたいんだね」

こんな感じ。

子どもは自分でも、何が気になっているのか分かっていないことがあります。

大人でもそうですよね。
なんかモヤモヤする。
でも何にモヤモヤしているのか分からない。

4歳ならなおさらです。

だから、こちらが少し言葉にしてみる。
当たっている時もあるし、外れる時もある。

でも、「ママは自分の気持ちを見ようとしてくれている」
ということは、伝わるのかもしれません。

はねママ

「その時も息子くんのこと考えてたよ」は、今回かなり大事な言葉だった気がします~。

心配しすぎなくてよさそう。でも、困り感が強い時は相談してもいい

今回のように、親の過去の予定を質問攻めにするくらいなら、かなり自然な範囲なのかなと思います。
4歳くらいは質問も増える時期ですし、親の知らない時間や外の世界が気になるのも、成長の一部なのかもしれません。

ただ、もし

  • 親が出かけるたびに強いパニックになる
  • 園に行けないほど不安が強い
  • 眠れない、体調不良を訴える状態が続く
  • 日常生活に大きく支障が出ている

という場合は、園や小児科などに相談してもいいと思います。

「よくあること」と、
「親子だけで抱えなくていいこと」
は別です。

今回の息子の場合は、質問が多かっただけで、強く不安定になったわけではありません。

でも、こちらが気になる時は、
「このくらいの反応ってよくありますか?」
と園の先生に軽く聞いてみるのもありだと思います。

育児って、親だけで判断しようとすると、だんだん脳内会議が煮詰まります。

誰かに聞くと、
「あ、それよくありますよ」
で一気に楽になることもあります。

まとめ|質問攻めの奥には、ママを理解したい気持ちがあったのかも

子どもを抱きしめる母親のイラスト

4歳息子の質問攻めは、正直ちょっと鬱陶しかったです。

「いつ?」
「どこで?」
「誰と?」
「何したの?」
「忘れちゃったの?」

私の過去の外出について、だいぶ細かく聞かれました。

でも、がぶがぶをきっかけに、息子は
「ママの知らない時間」
をのぞきたかったのかもしれません。

ママは誰といたのか。
どこへ行ったのか。
自分はそこにいなかったのか。
でも、自分のことは思い出してくれていたのか。

そう考えると、ちょっとかわいい。

いや、質問は多い。
多いけど、かわいい。

これからも全部に丁寧に答えられる日は少ないと思います。

でも、

「その時も息子くんのこと考えてたよ」
「息子くんが喜ぶかなと思って取ったんだよ」

そういうことは、できるだけ伝えていきたいなと思いました。

ママには、子どもの知らない時間がある。
でも、その時間の中でも、子どものことを思い出している。
4歳の息子にとって、それが少し安心になるなら、何度でも伝えていきたいです。

がぶがぶ、いい仕事をしました。

恐竜なのに、親子の会話の入口になってくれました。

参考リンク

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この記事を書いた人

2児育児に奮闘しながら、子育てに関する悩みや不安に寄り添い、育児に役立つ情報を発信しています。
読んだ人の気持ちが少しでも軽くなるような、やさしいブログを目指しています。

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