4歳息子の言葉遣いが少し荒くなった。どこまで注意する?「おれ」「つえぇ」に戸惑った話

子どもの言葉遣いについて考える母親のアイキャッチ画像

3歳の頃、息子は自分のことを「ぼく」と言っていました。

それが4歳になってから、少しずつ「ぼく」と「おれ」が混ざるようになり、最近ではほぼ「おれ」になりました。

一人称そのものは、正直そこまで気にしていません。

「おれ」って言いたい時期なのかな。
ちょっと背伸びしているのかな。

そんなふうに見ています。

ただ最近、少し気になる言葉も増えてきました。

「〇〇じゃねーのか」
「おれのほうがつえぇんだぞ」
「それ、よえぇ」

暴言というほどではありません。

「うるせえ」とか「どけ」とか、はっきり乱暴な言葉を言うわけでもない。

でも、じわっと気になる。

言葉遣い界の“うっすら茶色くなったバナナ”みたいな感じです。

まだ食べられる。
でも気になる。

今回は、4歳息子の言葉遣いが少し荒くなってきた時、どこまで注意したらいいのかを考えた話です。

目次

4歳になって「ぼく」から「おれ」が増えてきた

息子は3歳の頃、自分のことを「ぼく」と言っていました。

それが4歳になってから、「ぼく」と「おれ」が混ざるようになりました。

最初は、ふとした時に「おれ」と言うくらい。

でも最近は、ほぼ「おれ」。

小さな手でおもちゃを持ちながら、急に「おれ」と言う。

成長を感じるような、ちょっと寂しいような、なんとも言えない気持ちになります。

一人称が変わること自体は、悪いことではないと思っています。

「おれ」と言いたい。
ちょっと強そうに見せたい。
お兄さんっぽくなりたい。

たぶん、そんな気持ちもあるのかなと。

ただ、「おれ」になったことで、少し“強いキャラ”も一緒に出てきた気がします。

はねママ

最近急に饒舌に話すことも増えて、おどろくこともしばしば……

「つえぇ」「よえぇ」みたいな言葉が少し気になる

最近気になるのは、一人称よりも言い方です。

たとえば、

  • 「強い」を「つえぇ」
  • 「弱い」を「よえぇ」
  • 「〇〇じゃねーのか」
  • 「おれのほうがつえぇんだぞ」

こういう言葉。

はっきりした暴言ではありません。

でも、親としては少し引っかかります。

私も夫も、言葉遣いはそこまで荒い方ではないと思います。
だから余計に、「それ、どこで覚えたの?」と思ってしまうんですよね。

保育園のお友だち。
アニメ。
ごっこ遊び。
上の子たちの言葉。
どこかで聞いた言葉を、かっこよく感じて使っているのかもしれません。

でも、全部に口出ししていいのかは悩みます。

言いすぎると、かえって意識させてしまいそう。
本人はノリで言っているだけかもしれない。
お友だちとの付き合いや、笑いの温度もあるのかもしれない。

だけど、放っておいてどんどん言葉が強くなるのも気になる。

この「注意したいけど、注意しすぎたくない」感じが、地味に難しいです。

でもママの前ではかわいこぶる

面白いのが、息子は私の前ではあまり荒い言い方をしないことです。

私には、

「ママ大好き〜♡」
「ぼくはね〜」

みたいな話し方をします。

かわいい。

分かってやってるのか、無意識なのか。

一方で、妹にはちょっとイキります。

「おれのほうがつえぇんだぞ」
「それ、よえぇ」

みたいな感じ。

何その切り替え。

ママの前では「ぼく」。
妹の前では「おれ」。

家庭内俳優賞、受賞です。

たぶん息子の中で、相手によって出す自分が違うのだと思います。

ママには甘えたい自分。
妹には強いお兄ちゃんキャラ。
保育園ではお友だち社会のノリ。

言葉でキャラを作っている途中なのかもしれません。

はねママ

ママの前では「ぼく」、妹の前では「おれ」。家庭内でキャラ分けしてるの、かわいくて笑っちゃうw

4歳は外の言葉を吸収しやすい時期なのかも

4歳くらいになると、家の言葉だけでなく、保育園やお友だちとの関わりの中で、いろいろな言葉を吸収していく時期なのだと思います。

厚生労働省の「保育所保育指針」でも、子どもが生活や遊びの中で言葉のやり取りを楽しみ、相手に伝えたり、聞いたりする経験を重ねていくことが大切にされています。

また、子どもの乱暴な言葉遣いについては、友だち・テレビ・きょうだい・家族など、周囲の言葉をまねている可能性があるという見方もあります。

つまり、息子の「つえぇ」「よえぇ」も、親への反抗というより、

「こう言うと強そう」
「友だちっぽい」
「ちょっとかっこいい」

くらいの感覚なのかもしれません。

大人が思うほど、言葉の印象や強さを分かって使っているわけではないのかも。

そう考えると、少し見方が変わります。

「言葉遣いが悪くなった」と決めつけるより、外の世界の言葉を覚えて、試している途中なのかもしれない。

もちろん、だから全部見守ればいいという話ではありません。

でも、まずは「悪くなった」ではなく、「使い方を覚えている途中」として見てみたいなと思いました。

全部注意しなくてもいい。でも境界線は作りたい

言葉遣いが気になり始めると、全部注意したくなります。

「その言い方やめなさい」
「そんな言葉使わないで」
「ちゃんと話して」

毎回言いたくなる。

でも全部に反応していると、家が言葉遣い警察署になります。

母、署長になる覚悟はまだありません。

だから、わが家では少し分けて考えたいです。

見守ってもよさそうな言葉

たとえば、こんな言葉は毎回強く注意しなくてもいいかなと思っています。

  • 「ぼく」「おれ」の一人称
  • 「つえぇ」「よえぇ」などの勝負っぽい言い方
  • 「〇〇じゃねーのか」くらいの少しくだけた口調
  • ごっこ遊びやキャラになりきっている時の言葉
  • 相手が嫌がっていない範囲の強そうな言い方

もちろん、聞いていて気になる時はあります。

でも、毎回ガチ注意しなくてもいいのかなと。

「今はそういう言い方がかっこいいんだな」くらいで、一度受け流す日があってもいい気がします。

注意したい言葉

一方で、ここは止めたいと思う言葉もあります。

  • 「うるせえ」
  • 「どけ」
  • 「黙れ」
  • 「バカ」
  • 「キモい」
  • 「弱いからだめ」
  • 妹や友だちを下げる言葉
  • 命令口調で相手を動かそうとする言葉
  • 相手が嫌がっているのに続けること

ポイントは、言葉が少し荒いかどうかより、相手を傷つけているかどうか

「つえぇ」と言いたいだけなら、少し見守る。

でも「お前はよえぇからだめ」みたいに相手を下げるなら止める。

この線引きは、親として持っておきたいです。

わが家で使いたい声かけ

では、実際に気になる言葉が出た時、どう声をかけるか。

私は、いきなり禁止するよりも、言い換えを一緒に練習したいなと思っています。

言いたいことは受け止める

まずは、息子が何を言いたかったのかを見る。

「強いって言いたかったんだね」
「勝ちたかったんだね」
「かっこよく言いたかったんだね」

言いたい気持ちまで否定しない。

ここを丸ごと否定すると、息子もムキになりそうです。

「強い自分でいたい」
「妹に負けたくない」
「お兄ちゃんっぽく言いたい」

その気持ちは、4歳なりに大事なのかもしれません。

言い方だけ言い換える

その上で、言い方だけ整える。

たとえば、

「よえぇ」じゃなくて、「ぼくも強いよ」って言おう。
「どけ」じゃなくて、「通りたいからどいて」って言おう。
「それダメ」じゃなくて、「次はぼくが使いたい」って言おう。

こんな感じです。

言葉を全部取り上げるのではなく、代わりの言葉を渡す。

「そう言いたい時は、こう言おう」

これを少しずつ伝えたいです。

相手がどう感じるかを伝える

もうひとつ大事なのは、相手がどう感じるか。

「弱い」って言われると、嫌な気持ちになる子もいるよ。
「どけ」って言われると、びっくりするよ。
妹に言うなら、「ぼくも強いよ」にしよう。

そんなふうに、言葉の影響も少しずつ伝えていきたいです。

まだ4歳なので、一度言ってすぐ直るとは思っていません。

何度も言うことになると思います。

たぶん、親の心の中に小さな国語の先生が住み始めます。

でも、叱るより、使い方を一緒に練習する。

そのくらいの距離感でいたいです。

はねママ

「よえぇ」は引っかかるけど、「ぼくも強いよ」ならかわいいかも。言葉の衣替え、大事。

親が過剰反応しすぎないことも大事かもしれない

言葉遣いが気になると、ついすぐ反応したくなります。

でも、親が大きく反応すると、子どもが面白がってしまうこともあります。

「この言葉を言うと、ママがすごく反応する」

そうなると、余計に使いたくなるかもしれません。

だから、見守る言葉は温度低めに。
本当に止めたい言葉だけ、短くはっきり。

これくらいがいいのかなと思いました。

たとえば、

「その言い方はちょっと強いね。『ぼくも強いよ』にしよう」
「妹に“弱い”は言わないよ。言うなら“ぼくもできるよ”にしよう」
「“どけ”は嫌な言い方だよ。“通りたいからどいて”って言ってね」

短く伝えて、長く説教しない。

正直、毎回できる自信はありません。

私も疲れていたら、普通に「その言い方やめて!」と言ってしまう日もあると思います。

でも、できる時は少しだけ、言い換えの練習にしたいです。

まとめ|言葉遣いは、叱るより“使い方を覚える途中”として見たい

4歳息子の言葉遣いが、少し荒くなってきました。

「ぼく」から「おれ」へ。
「強い」から「つえぇ」へ。

親としては、ちょっと気になります。

でもそれは、ただ悪くなったというより、友だちの言葉をまねたり、強いキャラを試したり、相手によって言葉を使い分けたりしている途中なのかもしれません。

全部を禁止しなくていい。
でも、人を傷つける言葉は止める。

「言いたい気持ち」は受け止めて、「言い方」は一緒に練習する。

そんな距離感で見守っていきたいです。

息子の「おれ」は、たぶん成長の途中。

ちょっとイキって、ちょっと背伸びして、でもママの前ではまだ「ぼく」に戻る。

その揺れごと、4歳らしさなのかもしれません。

親の言葉遣いパトロール隊は、ときどき出動。

でも常時サイレンは鳴らさずに。

必要な時だけ、そっと交通整理していけたらいいなと思います。

参考リンク

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この記事を書いた人

2児育児に奮闘しながら、子育てに関する悩みや不安に寄り添い、育児に役立つ情報を発信しています。
読んだ人の気持ちが少しでも軽くなるような、やさしいブログを目指しています。

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