4歳息子がトイレットペーパーを出しすぎた。怒るだけで終わらず“手持ち無沙汰”を考えた話

トイレットペーパーを使いすぎる子どもに悩む母親のアイキャッチ画像

4歳息子は、もうトイレをほぼ一人でできます。

なので、基本的に私は息子のトイレには入っていきません。

おしっこも、うんちも、ひとりで行って、ひとりで済ませて、出てくる。

成長したなあと思います。

ただ、うんちの時だけは、なかなか出てこないと少し気になります。

「大丈夫?」
「出た?」
「お腹痛くない?」

そんなふうに声をかけに行くことがあります。

先日も、息子がうんちでトイレに入ったまま、なかなか出てきませんでした。

少し気になって声をかけに行くと、そこには信じられない光景がありました。

トイレットペーパーが、便器からあふれそうなほど入っている……!!!

息子は、うんちをしながら手持ち無沙汰だったのか、ずっとトイレットペーパーを引き出し続けていたようです。

前にもトイレが詰まったことがあったので、私は思わずブチ切れてしまいました。

でもあとから考えると、息子は「遊んでやろう」としていたというより、私が驚いて怒る様子を見て「あっ」とハッとした感じでした。

今回は、トイレットペーパー出しすぎ事件から、怒るだけで終わらず、トイレの環境を少し変えてみることにした話です。

目次

うんち中、トイレットペーパーが便器からあふれそうだった

息子はもう、一人でトイレに行けます。

だから私も、毎回ついて行くわけではありません。

ただ、うんちの時に長い時間出てこないと、少し気になります。

今回は、なかなか出てこなかったので様子を見に行きました。

すると、トイレットペーパーが便器の中にどっさり。
どっさりというか、もはや白い滝。

便器の中で、トイレットペーパー祭りが開催されていました。
開催許可、出してません。

しかもわが家は、前にもトイレが詰まったことがあります。

その記憶があるので、見た瞬間に私の心も詰まりました。

「なんでこんなに入れるの!?」
「前にも詰まったって言ったよね!?」
「これは本当に困るんだよ!」

そんな感じで、かなり強く怒ってしまいました。

息子は、私の勢いにびっくりした様子でした。

そして、トイレットペーパーの量を見て「あっ」という顔をしていました。

たぶん、本人の中では「詰まらせよう」とか「困らせよう」とかではなかったのだと思います。

でも、結果としてはかなり困る。

ここが難しいところです。

はねママ

便器の中がトイレットペーパー祭り。母、招待されてないのに急に現地入り……

怒りすぎた自覚はある。でも本当に困ることでもある

怒ったあと、私も少し反省しました。

言い方が強すぎたかもしれない。
びっくりさせたかもしれない。

でも同時に、

「いや、でもこれは本当に困るでしょ」

という気持ちもありました。

トイレが詰まると大変です。
片付けも大変。
修理になったらお金もかかる。

何より、家のトイレが使えなくなるのはかなり困ります。

親の頭の中に、いろいろな不安が一気に押し寄せます。

だからこそ、怒りすぎた自分を責める気持ちと、「強く言わないとまたやるかもしれない」という気持ちが両方ありました。

育児って、こういう時があります。

優しくしたい。
でも困るものは困る。
怒りすぎたかもしれないけど、何も言わないわけにもいかない。

脳内で親の会議が始まります。

議題はトイレットペーパー。

思ったより重大案件です。

2階トイレでは、仮面ライダーのカレンダーをめくっていた

しばらくして、ふと思い出しました。

わが家には、1階と2階にトイレがあります。

2階のトイレには、仮面ライダーのカレンダーがあります。
そして息子は、2階のトイレに入ると、よくそのカレンダーをめくっています。
時々、めくりすぎて落としています。

その時は、
「またカレンダー落ちてるよ」
くらいに思っていました。

でも今回のトイレットペーパー事件とつながりました。

もしかして、息子はうんち中に何か見たり、触ったりするものがほしいのかもしれない。

2階では仮面ライダーのカレンダー。

1階ではトイレットペーパー。

息子の暇つぶし被害者リストが、少しずつ見えてきました。

もしかして“手持ち無沙汰”だったのかもしれない

「またやった!」だけで見ると、怒りたくなります。

でも、

「暇だったのかも」
「手を動かしたかったのかも」
「何か見るものがほしかったのかも」

と考えると、少し見方が変わりました。

もちろん、トイレットペーパーを大量に入れるのはダメです。

そこはルールとして伝えます。

でも、ただ「ダメ!」で終わらせるより、なぜそれをしたのかを考えると、次の対策が見えてきます。

息子は、トイレで遊びたいというより、うんち中に手持ち無沙汰だったのかもしれない。
そして目の前に、無限に引き出せるトイレットペーパーがあった。

そう考えると、これは息子の問題だけではなく、環境の問題でもある気がしました。

トイレットペーパー、子どもからすると無限スクロールコンテンツみたいなものです。

引くと出る。
まだ出る。
もっと出る。

危険すぎる仕様です。

はねママ

2階では仮面ライダー、1階ではトイレットペーパー。息子の暇つぶし被害者リストが見えてきた。

怒るだけで終わらず、トイレの環境を変えてみることにした

今回、怒っただけで終わると、たぶんまた同じことが起きる気がしました。

もちろん、怒られてしばらくは覚えているかもしれません。

でも次にうんちをして、また手持ち無沙汰になったら。
目の前にトイレットペーパーがあったら。

同じことをしてしまう可能性はあります。

だから、少し仕組みを変えることにしました。

トイレットペーパーは一時的に親管理にする

まず、しばらくはうんちの時だけ、紙を使う前に親を呼ぶルールにしようと思いました。

これは「一人でトイレができない子に戻す」という意味ではありません。
紙の使い方だけ、少し練習に戻す感じです。

トイレ仮免。

家庭内トイレ教習所、再開です。

声かけとしては、こんな感じ。

「うんちの時は、紙を使う前にママを呼んでね」
「前に詰まったことがあるから、紙は一緒に使う練習に戻します」
「できるようになったら、また一人で使っていいよ」

怒りっぱなしではなく、ルールとして伝える。

ここは大事にしたいです。

「紙は最後」のルールを短く伝える

もうひとつは、「トイレットペーパーは最後」というルールです。

うんち中に手持ち無沙汰で引き出すのではなく、使うのは最後。

長く説教しても、たぶん途中で聞こえなくなります。

なので、短く。

「トイレットペーパーは最後」
「たくさん入れるとトイレが詰まる」
「詰まるとみんな困る」

このくらいで伝えたいです。

必要なら、トイレに小さく貼ってもいいかもしれません。

ひらがなが読めなくても、絵で分かるようにするのも良さそうです。

あいうえお表を貼って、見るものを用意する

そして、1階トイレにも見るものを用意することにしました。

ちょうど息子は、最近ひらがなに興味を持ち始めています。

「あ」
「い」
「これ何て読むの?」

そんな感じで、文字に目が向くことが増えてきました。

文部科学省の幼稚園教育要領でも、幼児期には日常生活の中で、文字や標識などに興味や関心を持つことが大切にされています。

それなら、トイレットペーパーを無限に引き出すより、あいうえお表を眺めていてほしい。

ということで、1階トイレにあいうえお表を貼ることにしました。

勉強させたいというより、今ある興味を置いておく感じです。

トイレの中で、

「あ、これは“ま”だね」
「“か”はどこかな」

くらいに眺められたら、それで十分。

トイレットペーパーの代わりに、視線の行き先を作る。

母の怒号より、環境改善に働いてもらう作戦です。

はねママ

トイレットペーパーを無限スクロールするくらいなら、「あいうえお」をスクロールしてほしい。

怒ったあと、ぎゅーして戻れたのはよかった

今回、私は最初にかなり怒ってしまいました。

そのあと、少し落ち着いてから息子に伝え直しました。

「さっきはママ怒りすぎたね。びっくりしたよね」
「でも、トイレットペーパーをいっぱい入れるのは本当にダメだよ」
「トイレが詰まると、みんな困るからね」
「しばらく、うんちの時は紙を使う前にママを呼んでね」

そんなふうに伝えて、最後にぎゅーしました。

息子は少し元気を取り戻してくれました。

怒ったことをなかったことにはできません。

でも、怒りっぱなしで終わらせないことはできる。

「びっくりさせてごめんね」
「でも、このルールは必要だよ」

謝ることと、ルールをなくすことは別。

ここは、自分の中でも覚えておきたいです。

トイレは、できれば安心して使える場所であってほしいです。

排便で痛い思いをしたり、トイレが怖くなったりすると、子どもが我慢してしまうこともあると紹介されています。

だからこそ、注意は必要でも、トイレそのものが怖い場所になりすぎないようにしたい。

ルールは伝える。
でも、最後はちゃんと戻る。

今回のぎゅーは、そのために必要だったのだと思います。

まとめ|困った行動は、怒るだけで終わらず仕組みに変えたい

子どもの困った行動を見ると、つい「またやった!」と怒りたくなります。

今回の私は、実際にかなり怒りました。

トイレットペーパーが便器からあふれそうなほど入っていたら、そりゃ怒る。

でも、怒ったあとで少し考えると、息子には息子なりの理由があったのかもしれないと思いました。

暇だったのかもしれない。
何か見たかったのかもしれない。
手を動かしたかったのかもしれない。

もちろん、トイレットペーパーを大量に入れるのは困ります。

そこはルールにする。

でも、怒るだけで終わらせず、環境を少し変えてみる。

今回のわが家では、それが「あいうえお表を貼る」ことでした。

トイレ詰まり防止と、ひらがなへの興味。
まさかの同時進行です。

うまくいくかは、まだ分かりません。

でも、困った行動を「もう!」だけで終わらせず、

「何をしたかったのかな」
「どうしたら別の形にできるかな」

と考えるきっかけにはなりました。

育児は、毎日こんな小さな事件の連続です。

便器の中にトイレットペーパー祭りが開催される日もある。

母が怒りすぎる日もある。

でも、そこから少しだけ仕組みを変えてみる。

怒って、反省して、ぎゅーして、あいうえお表を貼る。

そんな地味な積み重ねで、今日もなんとかやっています。

参考リンク

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この記事を書いた人

2児育児に奮闘しながら、子育てに関する悩みや不安に寄り添い、育児に役立つ情報を発信しています。
読んだ人の気持ちが少しでも軽くなるような、やさしいブログを目指しています。

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