4歳息子がゲームにハマった。楽しいけど、依存が怖くてルールを決めた話

子どもがゲームしてるのを見てる母親のアイキャッチ画像

4歳息子が、最近ゲームにハマり始めました。

きっかけは、私が以前、気合だけで買って、気合だけで放置していたSwitchのゲームです。

買った時の私はたぶん、
「これで親子時間も充実するぞ」
みたいな顔をしていたと思うんですが、現実はそんなにきれいに回らない。

箱を開けたあたりで、私の気合は一度ログアウトしました。

そんなゲームを久しぶりにつけてみたら、息子が思ったより遊べるようになっていて。

最初は、普通にうれしかったんです。

下手だけど、楽しそう。
失敗しても、もう一回やってみる。
「ママ見て!」の顔が、かなり誇らしげ。

でも、楽しいものって強い。

気づけば、朝も、保育園帰りも、晩ごはん後も、息子の口から出てくるのは同じ言葉でした。

「ゲームやっていい?」

あれ。

ゲームさん、もしかして生活の中心席に座り始めてる?

断ると泣く日も出てきて、私は少し怖くなりました。

ゲームを悪者にしたいわけじゃない。
でも、気合だけで流していいやつでもなさそう。

そう思って、わが家なりにゲーム時間のルールを決めることにしました。

目次

4歳息子、ゲームが“そこそこできる”ようになっていた

楽しそうにゲームをする親子のイラスト

最初にびっくりしたのは、息子が思ったよりゲームを操作できるようになっていたことでした。

以前、夫とゲームをしていた時は、息子はほとんど操作できませんでした。

画面の中でキャラクターを動かしているのは夫。
息子はその隣で、全力の指示係。

「そこ行って!」
「ちがう!」
「それ取って!」
「パパ、なんで落ちたの?」

完全に現場監督です。

しかも現場経験はほぼないタイプの監督。

それが、久しぶりにゲームをつけたら、下手なりに自分で動かしていました。

ジャンプのタイミングは怪しい。
敵にぶつかる。
なぜか同じところで何回も落ちる。

でも、ちゃんと自分で考えている。

「ここを押すとジャンプする」
「こっちに行くと進める」
「失敗したらもう一回やる」

そういうことが、息子の中で少しずつつながっている感じがしました。

親としては、普通に感動しました。

ゲームって、ただ遊んでいるだけに見えるけど、子どもにとっては手と目と頭をフル稼働させる遊びでもあるんだなと。

もちろん、だから無制限にやっていいとは思いません。

でも、最初から
「ゲームは悪いもの」
と決めつけるのも、少し違うのかもしれない。

楽しそうに遊んでいる息子を見ながら、そんなことを思いました。

「ゲームやっていい?」が増えてきて、ちょっと怖くなった

ゲームやっていい?と四六時中聞く子どもに戸惑う母親のイラスト

最初は、息子が楽しそうにしているのがうれしくて、私もあまり気にせず一緒に遊んでいました。

「できたね」
「すごいね」
「惜しいね」

そんな感じで、親子でわいわい。

でも、だんだん
「ゲームやっていい?」
の回数が増えてきました。

朝一番に、ゲーム。

保育園から帰ってきて、ゲーム。

晩ごはんのあとに、ゲーム。

気づけば、息子の中で
「ちょっと時間が空いたらゲーム」
になり始めていました。

ここで、親の脳内会議が始まります。

楽しそうなのはいい。
成長も感じる。
でも、ずっとゲームのことを考えている感じは怖い。

好きなことがあるのはいい。
でも、断った時に泣くほどになると、ちょっと不安。

ゲームを悪者にしたいわけではありません。

私もゲームは嫌いじゃないです。
むしろ、楽しいのはわかる。

でも4歳の息子にとって、どこまでが楽しい遊びで、どこからが生活を飲み込むものなのか。

その境目がまだ自分ではわからない気がしました。

だから、親が一緒に決めていく必要があるんだろうなと思いました。

こども家庭庁の資料でも、子どもがスマホやゲームに熱中しすぎる不安に対して、使用時間などをルール化し、生活リズムを守るよう促すことが紹介されています。完璧に管理するというより、家庭の中で使い方を決めていくことが大事なのだと思います。

はねママ

朝一の「ゲームやっていい?」で、私の心の中の保護者会がざわつきました。

4歳に「1時間」は、たぶんあまり伝わっていない

ルールを決めようと思った時、最初に困ったのが時間の伝え方でした。

わが家では最終的に、平日は1時間を目安にすることにしました。

でも、4歳に
「1時間だよ」
「60分だよ」
と言っても、たぶんそこまでピンときていません。

大人にとっての1時間は、だいたい感覚があります。

洗濯を回して、ちょっと片づけて、スマホを見て、
「え、もうこんな時間?」
となるくらいの長さ。

でも4歳には、まだ難しい。

なので、息子にはなるべく体感に近い言い方をしてみました。

「お風呂に入ってるくらいの時間だよ」
「保育園のお昼寝の時間より少し短いくらい」
「ごはんを食べる時間よりは長いかな」

伝わっているかは、正直わかりません。

たぶん息子の頭の中では、
「まあまあ長いやつ」
くらいに変換されている気がします。

しかもこの前、息子が突然、

「2分だけやってもいい〜?」

と聞いてきました。

2分。

短い。

ジャンプして終わりだよ。

ゲーム起動して、マリオが一回ジャンプしたら終わる可能性がある。

でも息子はたぶん、
「2分」という響きを、ちょうどいい短さとして言ってみたんだと思います。

かわいい。

かわいいけど、時間感覚はまだ建設中。

だからこそ、数字だけで伝えるより、
「あとでまたできる」
「今日はここまで」
「残りはこれくらい」
と、何度も同じルールで伝えていく必要があるんだなと思いました。

WHOは、2〜4歳の座って見るスクリーンタイムについて、1日1時間以内、少ないほどよいという目安を示しています。ただ、家庭の状況や子どもの様子はそれぞれ違うので、わが家ではこの目安も参考にしながら、まずは「平日1時間」で試してみることにしました。

はねママ

息子の「2分だけやってもいい?」には笑いました。短い。ジャンプして終わりw

わが家のルールは「平日1時間・休日は相談制」にした

ゲームをやるルールについて話し合う親子のイラスト

息子と相談して、わが家ではこんなルールにしました。

平日は1時間。

休日は、基本は1時間。
ただし、予定や機嫌や親の余裕を見ながら、相談次第で少し延長してもいいことにしました。

ここで大事にしたのは、
「ゲームだけで1時間」
ではなく、YouTubeも含めた画面時間として考えることです。

なので息子には、ざっくりこう伝えました。

「ゲームをやったら、そのぶんYouTubeを見られる時間は減るよ」

すると、少しずつですが、自分で選ぶようになりました。

「今日はゲームしたい」
「今日はYouTube見たい」

もちろん毎回きれいに選べるわけではありません。

ゲームもしたい。
YouTubeも見たい。
できれば全部したい。

その気持ちは、まあわかる。

私だって、寝る前にスマホも見たいし、漫画も読みたいし、動画も見たいし、でも寝なきゃいけない。
大人もそんなに偉そうなことは言えません。

ただ、ルールがあると、親も説明しやすくなりました。

その場その場で
「今日はダメ」
「今日はいいよ」
と気分で言っていると、息子も混乱する。

でも、
「今日はもうゲームしたから、YouTubeは短めね」
「今日はYouTube見たいなら、ゲームは少しだけね」
と言えると、少しだけ話が通りやすくなりました。

文部科学省の資料でも、家庭のルール作りや、子どもの成長・生活リズムに合わせてルールを見直すことの大切さが紹介されています。一度決めたら絶対に変えないというより、家庭の状況に合わせて調整していくものなのだと思います。

「あとで30分できるよ」で、やめる時の泣き方が変わった

ルールを決めて、一番変わったのはここかもしれません。

今までは、ゲームを終わるタイミングがご飯ができた時だったり、お出かけする時だったりしました。

すると、機嫌が悪い日は拗ねる。

泣く。

「まだやりたかった」
「今やってたのに」
「もうちょっと」

わかる。

わかるけど、ご飯は冷める。

親の心も冷める。

そこで、途中でやめる時は、できるだけ
「今30分やったから、あとで30分できるよ」
と伝えるようにしました。

すると、急に落ち着くことがありました。

たぶん息子の中で、
「ゲームを取り上げられた」
ではなく、
「残りがある」
になったんだと思います。

終了ではなく、保留。

この違いが、4歳にはけっこう大きかったようです。

もちろん、毎回すんなりいくわけではありません。

でも、
「あとでできる」
「残っている」
が見えると、息子の中の絶望ゲージが少し下がる感じがありました。

大人でも、楽しみにしていたものを急に終わらされると嫌です。

「この作業あとで続きできるよ」
ならまだいいけど、
「はい終了。もうなし」
だと、ちょっとしんどい。

4歳もたぶん同じなんですよね。

はねママ

“終了”じゃなくて“残り時間あり”になるだけで、息子の絶望ゲージが少し下がりました。

やめる時は、心の準備が出来るように

もうひとつ、意識していることがあります。

それは、ゲームをやめる少し前から、何回か声をかけることです。

時間になったからといって、急に

「はい、やめ!」

と言われたら、息子はかなり嫌がります。

これも、よく考えたら当たり前でした。

大人でも嫌です。

セーブ前。
ステージの途中。
あと少しでクリアできそうなところ。

そこで急に電源を切られたら、たぶん私も

「今じゃない!」

となります。

だから、最近は終わる時間が近づいてきたら、少し早めに声をかけるようにしました。

「そろそろ終わりの時間に近づいてきたよ」

「次のステージで最後にしようね」

「あと1回やったら終わりにしようか」

そんな感じです。

急に終わりを突きつけるのではなく、息子の中に
「もうすぐ終わるんだな」
という心の準備をするイメージです。

もちろん、それでもすんなり終われない日もあります。

「もうちょっと!」
「まだやりたい!」
となる日もある。

でも、何も言わずに突然終わらせるよりは、少し前から声をかけておいた方が、息子も納得しやすい気がしています。

ゲームって、画面の中ではまだ続いているんですよね。

親の都合では終わりでも、子どもの中ではまだ途中。

だからこそ、
「あと少しで終わるよ」
「ここまでやったらおしまいね」
と、終わり方も一緒に練習していく必要があるんだなと思いました。

ゲーム時間のルールって、何分にするかだけじゃなくて、
「どう終わるか」
もかなり大事なんだと思います。

はねママ

「このステージ終わったらね」は、親子の平和条約みたいなものです。

今は溶岩ステージが、わが家のゲーム熱を冷ましている

なかなかゲームがクリア出来なくて萎えてる子どもを見ている母親のイラスト

ちなみに今、息子がやっているマリオは、溶岩ステージに入りました。

時間制限はつけていないモードです。

なのに、ステージ自体が時間経過で溶岩を上げてきます。

つまり、ゲーム側から
「急げ」
と言われる。

息子、飲まれる。

また飲まれる。

またまた飲まれる。

何回も溶岩に飲まれる。

その結果、息子のゲーム熱が少し冷めそうな雰囲気になっています。

親が
「そろそろやめようね」
と言う前に、溶岩がすべてを終わらせに来る。

まさかの自然卒業ルート。

もちろん、また別のステージになったら復活するかもしれません。

でも今のところ、溶岩ステージがわが家のゲーム時間をかなり調整してくれています。

ありがとう、溶岩。

教育的にはどうか知りませんが、親としては少し助かっています。

はねママ

親が「そろそろ終わりにしよ」と言う前に、溶岩がすべてを終わらせに来ます。

4歳のゲーム、禁止より「付き合い方を決める」が今のわが家には合っていた

4歳のゲーム時間について考えてみて、今のところ私は
「禁止する」
よりも、
「付き合い方を決める」
ほうが、わが家には合っている気がしています。

ゲームを全部悪いものにしたいわけではありません。

息子ができることが増えて、楽しそうにしている姿はやっぱりうれしい。

自分で考えて、失敗して、もう一回やってみる。
そういう姿を見ると、ゲームの中にも成長はあるんだなと思います。

でも、生活の全部がゲーム中心になるのは怖い。

断るたびに泣くようになると、親も構えます。

だから今は、
「どのくらいやるか」
「いつやるか」
「YouTubeとはどう分けるか」
「どうやって終わるか」
を、少しずつ親子で練習しているところです。

もちろん、うまくいかない日もあります。

泣く日もある。
交渉が長引く日もある。
こちらの余裕がなくて、雑に切り上げてしまう日もある。

でも、ルールを作ったことで、少なくとも親の中に軸ができました。

今日はここまで。
あとでまたできる。
YouTubeとゲームは選ぶ。
キリのいいところで終わる。

このくらいでも、わが家ではかなり違いました。

4歳のゲーム時間に、絶対の正解はないと思います。

家庭によって、子どもの性格も、生活リズムも、親の余裕も違う。

だから、わが家のルールも、これから変わるかもしれません。

でも今は、
「ゲームは楽しい。でも、生活の全部にはしない」
くらいの距離感で付き合っていけたらいいなと思っています。

息子のゲーム熱も、親の不安も、どちらもなかったことにせず。

とりあえず今日は、溶岩ステージに少しだけ任せます。

まとめ

ゲームの時間を決める親子のイラスト

4歳息子がゲームにハマり始めて、最初はただ成長がうれしかったです。

自分で操作できるようになって、失敗しながらも楽しそうにしている姿を見るのは、親としてかなりうれしい。

でもその一方で、
「ゲームやっていい?」
が増えすぎると、不安にもなりました。

わが家では、息子と相談して、

  • 平日は1時間
  • 休日は1時間を基本に、相談次第で少し延長
  • ゲームをしたらYouTube時間は減る
  • 途中でやめる時は、残り時間を伝える
  • なるべくステージのキリのいいところで終わる

というルールにしました。

これで全部が解決したわけではありません。

でも、やめる時に
「あとで30分できるよ」
と伝えられるようになって、息子も少し落ち着きやすくなりました。

親も、その場の気分だけで判断しなくてよくなって、少しラクになりました。

ゲームは楽しい。

でも、楽しいからこそ、4歳にはまだ親の手助けが必要なんだと思います。

禁止でも放置でもなく、親子でちょうどいい距離を探していく。

そんな感じで、わが家はもう少しゲームと付き合ってみようと思います。

ただし溶岩ステージ。

あなたは少し強すぎる。

参考リンク

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この記事を書いた人

2児育児に奮闘しながら、子育てに関する悩みや不安に寄り添い、育児に役立つ情報を発信しています。
読んだ人の気持ちが少しでも軽くなるような、やさしいブログを目指しています。

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