育児中に「何か始めたい」と思った時に読んでよかった本。『世界一やさしい やりたいことの見つけ方』

子どもが保育園に入った頃、私はふと
「今やっている仕事とは別に、何か違うことがしたいな」
と思うようになりました。

でも、ここで困ったんです。

何がやりたいのか、自分でも分からない。

やる気がまったくないわけじゃない。
むしろ、何かしたい気持ちはある。
でも、その「何か」が分からない。

育児中って、毎日があっという間に過ぎていくじゃないですか。
目の前のことを回すだけで一日が終わる。
そんな中でふと
「この先どうしたいんだろう」
みたいな気持ちが出てくると、地味にしんどいんですよね。

そこで私は、まず自己分析からしてみようと思いました。
その時に出会ったのが、八木仁平さんの
『世界一やさしい やりたいことの見つけ方』
でした。

KADOKAWAの紹介では、この本は「やりたいこと」を3STEPで体系立てて見つけていく自己理解の本として紹介されています。2020年5月発売、224ページの本です。

 

目次

「やりたいこと」は、急に空から降ってくるものじゃないのかもしれない


 

この本を読んでまず印象に残ったのは、
「やりたいことは運命的に見つかるもの」ではなく、少しずつ自分を知りながら見つけていくもの
として書かれていたことでした。

なんとなく私は、それまで
「本当にやりたいことって、いつかピンとくるものなんじゃないか」
と思っていたんです。

でもこの本は、そういう感じではなかった。

KADOKAWAの紹介でも、
「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」
を整理しながら、3STEPでやりたいことを見つける本だと説明されています。

その考え方が、私にはすごくしっくりきました。

いきなり「あなたの天職はこれです!」と決めるんじゃなくて、
まず自分の中身を見ていく。

それが、当時の私にはすごくありがたかったです。

自分に向き合うのって、やっぱりしんどい

ただ、人によると思いますが、私は、この本を読めば一瞬で答えが出る、という感じではありませんでした。

自己分析って、思っていた以上にしんどいです。

時間もかかるし、
「本当は自分ってどう思ってるんだろう」
と考えるのって、けっこう勇気がいる。

特に育児中って、まとまった時間もとりにくいし、
自分のことをじっくり考える前に
洗濯物とかごはんとかお迎えとか、いろんなことが割り込んでくる。

だから私は、
元気な日に一気にやる
というより、
余力がある時に少しずつ進める
みたいな感じで読んでいました。

それが逆によかった気がします。

無理に「早く答えを出そう」としなくても、
質問に答えていくうちに少しずつ
自分の内側に近づいていく感じ
があって、それがすごく面白かったです。

はねママ

自己分析って、軽い気持ちで始めても意外と体力使うんですよね。でも、”自分を知る”って思ってる以上に面白いです。

いちばん大きかったのは、「自分の価値観」が分かったこと

この本を読んで、私にとっていちばん大きかったのは、
自分が大事にしている価値観
が見えたことでした。

私の場合、それが
「受容さ・寛容さ」
だったんです。

これが分かった時、すごくうれしかった。

「ああ、私はこういうことを大事にして生きてきたんだな」
って、少し自分の輪郭が見えた感じがしました。

しかもそれは、何かキラキラした新しい肩書きを見つけた、みたいな話じゃないんですよね。
もっと地味で、でもずっと深いところにあるもの。

今書いているこのブログの文章も、私はその
“受容さ・寛容さ”
を土台にして書いています。

子どもに対しても、夫に対しても、自分自身に対しても、
「まずはそう思うよね」
「そうなってしまう時もあるよね」
という目線を持ちたい。

その感覚が、自分の中で言葉になったのはすごく大きかったです。

育児中や産後に「何か始めたい」と思った時、条件だけで決めなくていいのかもしれない

育児中って、何かを始める時にどうしても

  • 時間があるか
  • お金になるか
  • 家からできるか
  • 子どもに無理がないか

みたいな条件を先に考えがちだと思います。

もちろん、それはすごく大事。
現実を無視して動けるわけじゃない。

でも私は、この本を読んで
条件だけじゃなくて、“自分が何を大事にしたいのか”も知ってから動けたのがよかった
と思っています。

お金や条件だけで決めたことって、あとから
「なんか違うな」
ってなること多いじゃないですか。

でも、自分の価値観に近いものを選べると、
たとえ小さな一歩でも
“自分を少し尊重できている感じ”
がある。

それって、特に育児中や産後みたいに、自分のことが後回しになりやすい時期にはすごく大事なんじゃないかなと思いました。

「やりたいことが分からない」時に、この本が合う人

この本はたぶん、

  • 何か始めたい気持ちはある
  • でも何をしたいのか分からない
  • 自分に向いていることを知りたい
  • いきなり行動する前に、少し整理したい

そんな人にすごく合うと思います。

逆に、
「今すぐ具体的な副業ネタを10個知りたい」
みたいな時に読む本では、たぶんないです。

もっと手前の、
“私はどうしたいんだろう”
を見ていく本。

だからこそ、育児中とか産後とか、
人生の優先順位がちょっと揺れてる時
にしっくり来る人も多いんじゃないかなと思いました。

はねママ

“何をやるか”の前に、“私は何を大事にしたいんだろう”を考える時間を取ると、その後の時間が圧倒的に有意義になる気がしました。

八木仁平さんのYouTubeも、入口として見やすいと思う

本がよかったので、八木仁平さんのYouTubeも見てみたのですが、こちらも
“自己理解を言葉で整理していく感じ”
があって、入りやすいなと思いました。

八木仁平さんは「八木仁平の自己理解チャンネル」で、自己理解ややりたいこと探しについて発信されています。
本を読む前に雰囲気を知りたい人や、活字を読む元気があまりない時の入口としてもいいかもしれません。

育児中って、本を読む気力すらない日もありますよね。
そういう時に、動画から入れるのはありがたいなと思いました。

すぐ答えが出なくても、それでも少しうれしい

この本を読んだだけで、翌日から人生が全部変わる、とかはありません。

でも、確実にあったのは、
自分のことを少し分かった感じと、未来を考えてちょっとわくわくする気持ちです。

それが、すごくうれしかった。

自分を知るって、ほんとうに労力がいるし、勇気もいる。
でも、分かった時の達成感ってかなりあるんですよね。

「私はこういうことを大事にしたい人なんだ」
って分かるだけで、
自分の人生の目指したい方向性が見えてくる。

それって、何か新しいことを始める時に、大きいことだと思います。

まとめ|「何をしたいか分からない」時、自分を知るところから始めてもいい

育児中や産後って、毎日目の前のことで精一杯です。

でもその中でふと、
「何か始めたい」
「このままじゃない何かがほしい」
と思うこともある。

そんな時、すぐに答えを出そうとしなくてもいいのかもしれません。

まずは、自分を少し知る。
自分が何を大事にしているのかを見てみる。

『世界一やさしい やりたいことの見つけ方』は、私にとってそういう時間をくれた本でした。

もし今、
何かしたい。でも何がしたいのか分からない
そんな気持ちがあるなら、
「行動しなきゃ」より先に
自分に近づく一歩から始めてみるのも、すごくいいと思います。

 

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2児育児に奮闘しながら、子育てに関する悩みや不安に寄り添い、育児に役立つ情報を発信しています。
読んだ人の気持ちが少しでも軽くなるような、やさしいブログを目指しています。

目次