うちの4歳の息子、動画を見ていると、気づけばどんどんテレビの前に行ってしまいます。
「ソファに座って見てね」
と何度言っても、ふと見ると最前列。
しかも、ソファからテレビまで、そこまで遠いわけじゃないんです。
たぶん1m30cmくらい。
なのに、なぜか前へ前へ行く。
声をかけると、
「あっ」
みたいな顔をして椅子まで戻るので、わざとやっている感じでもないんですよね。
本当に、無意識にじわじわ近づいていってるっぽい。
親としては、やっぱり気になります。
「目が悪いのかな?」
「見えてないのかな?」
「でも、そんなに何回も言ってるのになんで?」
って。
実は保育園の2歳クラスの時にも、先生から
「絵本を読むとき、ちょっと見づらそうでした」
と一度言われたことがありました。
そのあと気になって視力検査にも2度行ったのですが、結果はどちらも問題なし。
それなら安心…のはずなんだけど、やっぱり目の前まで行くと
「いや、なんでなんだろう~?」
となるんですよね。
今日はこの、
“テレビに近づく子ども問題”
について、親の立場で感じたことと、今分かっていること、わが家で試してみたことをまとめてみます。
何度言っても、気づけばテレビの最前列にいる
この話、たぶん同じように感じてる親御さんけっこういると思うんです。
ソファに座って見てね。
ちょっと離れて見てね。
何回も言ってる。
なのに、気づくと前にいる。
うちなんて、床にクッションを置いて
「ここで見てね~」
までやってみたんですが、ダメでしたw
ちゃんと言えば戻る。
でも、気づくとまた前へ。
こちらはもう、
「ソファを指定席にしたい親」vs「なぜか最前列を狙う息子」
みたいな構図になっています。
保育園で言われて、視力検査にも行ったけれど問題はなかった
保育園で「絵本がちょっと見づらそう」と言われた時は、正直かなり気になりました。
やっぱり、先生に言われると
「えっ、そうなの?」
ってなるし、親の頭の中で急に心配メーターが上がるんですよね。
なので、そのあと視力検査にも行きました。
しかも2回。
でも、結果はどちらも問題なし。
だからたぶん、今の時点では「すぐ何か大きな異常がある」という感じではなさそうです。
でもここで終わらないのが親心で、
問題ないなら、じゃあなんであんなに近づくの?
が残るんですよね。
はねママ“問題なし”って言われると安心する。でも、じゃあこの“最前列問題”は何なんだろう?ってなります。
テレビに近づく子=すぐ視力の問題、とは限らないらしい
ここは、少し安心したポイントでした。
日本眼科医会の3歳児健診マニュアルには、視力が悪い場合は近づくことで見えやすくなる一方で、正常な視力の子どもでもテレビに近づいてしまうことがあると書かれています。
つまり、近づく=即、目が悪いとまでは言い切れないんですよね。
これを見た時、
「ああ、うちだけじゃないのかも」
と少しホッとしました。
もちろん、気にしなくていいとまでは言わないけれど、
少なくとも
“近づく子=すぐアウト”ではない
と思えるだけで、親の気持ちはだいぶ違うなと思いました。
小さい子の視力のことって、気になっても分かりにくい


この話でもうひとつややこしいのが、小さい子は自分で「見える・見えない」をうまく説明しにくいことなんですよね。
日本眼科医会は、乳幼児は見え方に異常があってもそれを訴えられないと案内しています。
そのため3歳児健診では、従来の視力検査だけでなく、屈折異常などを調べる屈折検査の導入が進んでいて、数秒程度で比較的簡単に検査できる機器もあるとしています。
世田谷区の案内でも、スポットビジョンスクリーナーのような機器は、抱っこされたままでも短時間でスクリーニングできると説明されています。
だから、今回うちが「視力検査では問題なし」だったとしても、
小さい子の見え方の確認って、親としてはどうしても
“ちょっと分かりにくいまま様子を見る”
ところがあるんだなと思いました。
大きい病院や自治体の健診などでは、そういう機械で見てくれるところもあるみたいなので、
気になる時は「こういう機械でのスクリーニングってありますか?」と相談してみるのもひとつかもしれません。
じゃあ、なんで近づいちゃうんだろう?
ここからは、あくまで「わが家はこうかも」という話なんですが。
うちの息子を見ていると、
見えないから近づくというより、
夢中になると距離感がバグる
に近い気がしています。
たぶん本人の中では、
- より近くで見たい
- もっと入り込みたい
- なんとなく前へ行ってしまう
みたいな感じなんじゃないかなと。
声をかけると
「あっ」
となって戻るので、わざとではなさそうなんですよね。
つまり、
前に行こう!と決意してるわけではなく、無意識にじわじわ進んでるっぽい。
気づいたら最前列。
親からしたら「また行ってるー!」なんだけど、本人はたぶんそこまで深く考えてない。
この“無意識にじわじわ”って、なんだか子どもらしくて可愛いなとは思うんですけどね~。
わが家で試してみたこと
床にクッションを置いて「ここで見てね」をやってみた
これは、まあ…ダメでしたw
一応、その場では座るんです。
でも、気づくとまた前へ。
なので、わが家では
「一回で定着させる」より「気づいたら戻す」を繰り返す
方向に変わっていきました。
戻る場所をはっきりさせる
ソファとか椅子とか、
「ここで見る場所」
を毎回同じにするのは、やらないよりはよかった気がします。
劇的な効果があるわけではないけど、
声かけしやすくはなりました。
「近い!」
より
「こっちだよ~」
のほうが、こっちも言いやすいです。
近づくたびに怒るのはやめた
これも大きかったです。
前は何回言っても前に行かれると、イラッとしていたんですが、視力検査で問題なしと言われてからは、
“無意識に行っちゃうのかも”
と思えるようになりました。
もちろん毎回穏やかには無理だけど、
前よりは
「はいはい戻ろうね~」
で済ませやすくなった気がします。



クッション作戦、うちは普通に敗北しましたw
でも“ダメだった”ってわかった分一歩進んでる!試行錯誤大事ですよね~。
それでも、こんな時はもう一度相談してもいいかもしれない
今回いろいろ調べてみて思ったのは、
近づくこと自体はそれだけで即異常とは言い切れない
けれど、他にも気になるサインがあるなら、再度相談するきっかけにはなるということでした。
こども家庭庁の資料では、近い所を見る作業の時は30cm以上離す、30分に1回は20秒以上目を休めるなどのポイントが示されていて、見え方の変化に早めに気づくために定期的に眼科を受診することも大切と案内されています。
同じ資料の子ども向け説明では、目を細めないと遠くの文字が読みにくい、ぼやける、重なって見えるといったことがあれば家の人に伝えるよう書かれています。
なので、たとえば
- テレビ以外でもかなり近づいて見る
- 目を細めることが多い
- 見えにくそうな様子が増えた
- 前より急に近づくようになった
みたいな変化があるなら、また眼科や健診で相談してみてもいいのかなと思いました。
結局、親にできるのは「心配しすぎず、でも見ておく」くらいかもしれない


この話、親としては地味に気になるんですよね。
何度言っても前に行くし、
見づらいのかな?
でも検査は大丈夫だったし、
でもやっぱり近いし…。
ずっとモヤモヤする。
でも今の私は、
“すごく深刻に考えすぎず、でも気づいたら戻して、変化があればまた相談する”
くらいがちょうどいいのかなと思っています。
完璧に離して見せることはできなくてもいい。
毎回一発で戻らなくてもいい。
親ができるのはたぶん、
今日もまた前にいるな~と思いながら、そっと戻す
それくらいなのかもしれません。
そして、気になる時にはまた相談する。
それで十分なんじゃないかなと思います。
まとめ|テレビに近づく子どもを見るたび不安になるけど、すぐ全部が悪いわけじゃない
何度言ってもテレビの前まで行ってしまう4歳の息子。
保育園でも一度「見づらそう」と言われ、視力検査にも2回行ったけれど問題なし。
それでも親としては、
「なんで?」
って気になる。
でも今回調べてみて、
正常な視力の子でもテレビに近づくことはある
と知れたのは、かなり大きかったです。
一方で、小さい子は見え方を自分でうまく伝えにくく、視力確認が難しい面もある。
だからこそ、気になる時は無理に自己判断で終わらせず、必要ならまた相談していい。
そのくらいの距離感で見ていくのが、親としてはちょうどいいのかもしれません。
うちも今日たぶんまた言います。
「近い近い~、ちょっと戻って~」
って。
そして息子はたぶん、
「あっ」
となって戻ります。
…たぶん、また前に行くけどw
参考リンク
- 日本眼科医会|3歳児健診における視覚検査マニュアル
正常な視力の子どもでもテレビに近づくことがある、という説明がある資料。 - 日本眼科医会|乳幼児・学校保健関連情報
乳幼児は見え方の異常を訴えにくいこと、3歳児健診で屈折検査の導入が進んでいること、数秒で測れる機器があることなど。 - 世田谷区|3歳児健康診査でスポットビジョンスクリーナーを用いたスクリーニング検査
抱っこされたままでも短時間でできる機器検査の説明。 - こども家庭庁|乳幼児の情報通信機器の使用や近視等について(情報提供)
近い所を見る時の距離や休憩、定期的な眼科受診の大切さについて。
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